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  1. 千葉県議会 2017-02-22
    平成29年_環境生活警察常任委員会(第1号) 本文 2017.02.22


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前10時1分開会 ◯委員長(関 政幸君) それでは、ただいまから環境生活警察常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。  竹内委員にはおくれる旨の届け出がありましたので、御了承願います。  朝日新聞千葉総局ほか16者より、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長(関 政幸君) 初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員に山中委員、三輪委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件及び審査順序 ◯委員長(関 政幸君) 本委員会に付託された案件は、環境生活部関係が議案4件、請願1件、警察本部関係が議案3件であります。  なお、審査の順序は、初めに警察本部関係、次に環境生活部関係とします。        ─────────────────────────────        審査の開始(警察本部関係)
    ◯委員長(関 政幸君) これより警察本部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        人事紹介 ◯委員長(関 政幸君) なお、審査に先立ち、1月31日付で人事異動がありましたので、人事の紹介を行います。  私より異動のあった併任書記を紹介します。  宮島併任書記。  以上で人事紹介を終わります。        ─────────────────────────────        議案の概要説明 ◯委員長(関 政幸君) それでは、議案の審査を行います。  警察本部長に議案の概要説明を求めます。  森田警察本部長。 ◯説明者(森田警察本部長) 今回御審議いただく案件は議案3件であります。お手元の警察本部関係の常任委員会資料をごらんください。  初めに、資料1の議案第1号平成29年度千葉県一般会計予算であります。これは治安情勢の変化に対応する警察活動の強化、治安基盤の充実強化、交通安全対策の総合的な推進に係る経費といたしまして、総額1,441億8,451万2,000円を計上するものであります。  次に、資料2の議案第24号平成28年度千葉県一般会計補正予算(第3号)であります。これは人件費11億114万円、人件費以外のその他5億9,778万4,000円、合わせて総額16億9,892万4,000円を減額するものであります。  次に、資料3の議案第62号千葉県警察基本条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは警察法施行令の一部改正に伴い、条例で定める警察官の定員を53人増員する改正を行うものであります。  詳細については、この後、事務担当者から説明させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長(関 政幸君) 初めに、議案第1号平成29年度千葉県一般会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 会計課長の小泉です。  それでは、議案第1号につきまして御説明させていただきます。お手元の資料1をお開きください。資料は平成29年度千葉県一般会計予算と題した1表と議案説明資料の警察本部関連部分の抜粋をお配りしておりますが、説明は1表に基づいて行わせていただきます。  1の予算額欄をごらんください。警察費の平成29年度当初予算額は1,441億8,451万2,000円であり、骨格予算のため、単純に比較はできませんが、平成28年度当初予算と比較しますと7億202万6,000円、率にして0.5%の減額となっております。このうち人件費につきましては1,232億8,952万円を計上しており、人事委員会勧告に伴う給与改定の影響などによりまして6億1,916万1,000円の増額となっております。人件費以外のその他につきましては208億9,499万2,000円を計上しており、13億2,118万7,000円の減額となっておりますが、これは政策的な事業に係る経費が6月補正対応となったことによりまして大幅な減額となっているものでございます。  次に、2の主要事業欄をごらんください。これは3つの重点項目に沿って御説明いたします。  1つ目は治安情勢の変化に対応する警察活動の強化であります。1の「電話de詐欺」被害防止広報・啓発事業につきましては、依然として後を絶たない電話de詐欺対策としまして、被害防止に向けたコールセンター事業を平成29年度も継続するための経費として1億1,600万円、少年が犯罪に加担しないようにするため、広報啓発用リーフレットを作成するための経費としまして300万円を措置しようとするものであります。2の東京オリンピック・パラリンピックに向けた対応につきましては、昨年7月から運用を開始している警備対策室経費等に要する経費としまして688万円を措置しようとするものであります。3の取調べの録音・録画装置整備事業につきましては、昨年成立した刑事訴訟法等の一部を改正する法律に的確に対応するため、いわゆる設置型の録音・録画装置が未整備となっている8警察署に当該装置を整備するための経費としまして、2,142万4,000円を措置しようとするものであります。4の大規模災害対策事業につきましては、計画整備を進めている捜索・救助用資機材や御遺体の検視・身元確認用資機材等の整備経費としまして3,506万3,000円を措置しようとするものであります。  重点項目の2つ目は治安基盤の充実強化についてであります。1の非常勤職員の増員につきましては、改正道路交通法が3月12日に施行されることに伴い、高齢運転者対策を的確に推進するため、非常勤職員4人を増員するための経費としまして1,229万4,000円を措置しようとするものであります。2の警察署等耐震改修整備事業につきましては、市川署、鴨川署の耐震改修工事に要する経費として1,390万円を措置するとともに、2カ年の計画整備であることから、平成30年度に必要な経費としまして9億1,800万円の債務負担行為を設定しようとするものであります。3の交番・駐在所整備事業につきましては、千葉北署、仮称ではありますが、山王交番の新設工事費のほか、老朽化の著しい3カ所の建てかえ工事費及び7カ所の建てかえ設計に要する経費としまして、合わせて1億4,969万円を措置しようとするものであります。4の(仮称)印西警察署白井分庁舎設置事業につきましては、印西警察署庁舎の狭隘化対策のほか、白井市における事件、事故への迅速、的確な初動対応や運転免許関係窓口の設置による市民の利便性の向上等を図るため、現在整備中の白井市役所庁舎の一部に印西警察署の分庁舎を設置する経費としまして、944万9,000円を措置しようとするものであります。  重点項目の3つ目は交通安全対策の総合的な推進であります。1の交通安全施設整備事業につきましては、骨格予算のため、交通管制センターに係る機器や道路標識等の更新費用、横断歩道を初めとした道路標示の整備費用を中心として12億4,757万5,000円を措置するほか、2の放置駐車対策推進事業としまして、放置駐車違反車両の違反事実確認や標章取りつけ業務の委託経費等で4億6,057万6,000円を、3の運転免許等事務委託として、運転免許更新時における講習業務の委託経費などで13億5,252万7,000円を措置しようとするものであります。  以上が議案第1号平成29年度千葉県一般会計予算の概要であります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 私から主要事業の治安基盤の充実強化について、非常勤職員の4名が増員されておりますが、このことに関して何点か質問させていただきます。会計課長の説明では、非常勤職員の4名の増員は来月の12日から施行される改正道路交通法に伴う高齢運転者対策とのことでございましたが、そこでお伺いします。  まず、高齢運転者対策として増員する非常勤職員はどのような業務を行うのかお伺いします。 ◯委員長(関 政幸君) 内藤免許課長。 ◯説明者(内藤交通部参事官運転免許本部免許課長) 免許課長の内藤です。  増員される非常勤職員4人につきましては、千葉運転免許センターにおいて実施する臨時認知機能検査と臨時高齢者講習を担当してもらう予定でございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 改正道路交通法の施行後は、75歳以上の全ての高齢運転者は信号無視や一時不停止などの一定の違反を行った場合、先ほど言いました臨時認知機能検査を受けることになり、その結果、認知症のおそれがあると判断されれば医師の診断書の提出が義務づけられてるということでございますが、そこでお伺いします。  75歳以上の高齢運転者に対する取り締まり件数はどうか。また、どのような違反が多いのかお伺いします。 ◯委員長(関 政幸君) 林交通指導課長。 ◯説明者(林交通指導課長) 交通指導課長の林でございます。高齢運転者に対する取り締まりと違反の実態についてお答えいたします。  平成28年中におけます75歳以上の高齢運転者の違反取り締まりの件数につきましては、1万4,323件でございます。また、主な違反でありますが、一時不停止違反、座席ベルト装着義務違反、通行禁止違反、信号無視などであります。これら4つの違反で、高齢者によります違反全体の75.6%を占めているところでございます。  以上であります。 ◯委員長(関 政幸君) 茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 県警では、医師の診断書提出が必要となる人数について約2,000名ほど見込んでいるとのことですけど、診断を行う医師の協力が必要不可欠であると思います。  そこでお伺いさせていただきます。認知症の診断を行う医師は現在どれぐらいの協力の同意をもらっているのかお伺いします。 ◯委員長(関 政幸君) 内藤免許課長。 ◯説明者(内藤交通部参事官運転免許本部免許課長) 本年1月末現在で89人の医師から協力の同意を得ております。今後ともさらに多くの医師の同意を得られるよう努めてまいります。 ◯委員長(関 政幸君) 茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 要望なんですけれど、答弁に当たって、協力の同意をもらった医師が一部の地域に偏ることのないように、高齢者の利便性も配慮していただきながら、より多くの医師の確保に努めていただくよう要望させていただきます。  私は以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに質疑はございますか。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 耐震化の状況について伺いますが、39の警察署があると聞いておりますが、耐震化の進捗率はどうでしょうか。  まとめて質問します。交通安全施設整備事業の関係ですけれども、今回は骨格予算で提案されていると思いますが、信号機の設置要望がどれくらい出ているのでしょうか。  また、高齢運転者対策の4名を非常勤で採用するということですが、どのような方を採用なさるのでしょうか。  最後ですが、東京オリンピック・パラリンピックに向けた警備対策室経費として688万円が上がっておりますけれども、この業務内容と、今後オリンピックに向けたどのような取り組みをされるのでしょうか。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 警察署の耐震化について回答させていただきます。  平成元年に行った県の全庁調査の結果、地震の震動及び衝撃に対しまして、倒壊または崩壊の危険性があるとされた警察署は県下39署のうち11署でございました。このうち勝浦警察署につきましては、平成24年度に移転、建てかえにより整備したほか、現在まで銚子警察署、匝瑳警察署及び千葉中央警察署の耐震補強工事が完了したところでございます。また、市川警察署、鴨川警察署につきましては、現在、平成29年度当初予算で盛り込んでいるところでございます。今後は残る船橋東警察署、成田警察署、印西警察署、茂原警察署及び富津警察署の5警察署につきまして、耐震化を進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 交通規制課長の杵渕でございます。  信号機の設置要望につきましては、年度末で取りまとめをしている都合上、平成27年度末が最新の数になりますが、平成27年度末現在の信号機設置要望数については987件でございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 内藤免許課長。 ◯説明者(内藤交通部参事官運転免許本部免許課長) 高齢運転者対策員4人はどのような人を採用するのかということでございますけれども、高齢運転者対策員には、千葉運転免許センターにおきまして臨時認知機能検査と臨時高齢者講習を担当してもらう予定でありますので、自動車安全運転センター中央研修所が実施する高齢者講習指導員課程、これを修了した者の採用を考えております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小林警備課長。
    ◯説明者(小林警備部参事官兼警備課長) 警備課長の小林でございます。東京オリンピック・パラリンピックに向けた対応につきましてお答えいたします。  県警では、昨年7月に警備部警備課内に2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会警備対策室を設置しており、警備対策室経費等688万円のうち約577万円は車両や事務機器のリース料、事務用品等の消耗品費など、同対策室の運営に要する経費であります。残りの約111万円につきましては、サイバーテロ対策やサイバー犯罪に対する職員の技能向上を図るため、民間が主催する研修に参加させるための受講料となっております。県警では、今後も東京オリンピック・パラリンピックの警備に万全を期すための各種対策を積極的に推進してまいります。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 残る耐震化の関係ですけれども、既に終わっているのが4署、そして新年度は2署。そうすると、あと残り5警察署なんですけれども、これの予定はどのようになっていますでしょうか。  そしてまた、信号機の関係なんですけれども、平成27年度末で987件ですが、まだ平成28年度終わってませんけれども、平成28年度はどれくらいの設置数だったでしょうか。  そしてまた、東京オリンピック・パラリンピックに向けた警備対策室なんですが、人員の状況を教えてください。  そしてまた、既に資料に出ております東京オリンピック・パラリンピックに係る県関係の総経費という中で、テロ対策など危機管理対策費が1億円というふうに示されておりますけれども、この関係、関連についてお答えください。 ◯委員長(関 政幸君) 小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 会計課長の小泉です。  先ほども回答させていただきましたが、市川警察署及び鴨川警察署につきましては、今年度中に意匠設計を終えまして、現在、平成29年度の当初予算で工事費の予算を盛り込んでいるところであります。残りの5署につきましては、千葉県耐震改修促進計画及び現在県が策定中の個別整備計画の中で整備を図ってまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 信号機の平成28年度の設置数でございますが、年度末までに60基を設置することとしております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小林警備課長。 ◯説明者(小林警備部参事官兼警備課長) 警備課長の小林です。  まず、対策室の要員でありますけれども、15人となっております。  そのほか、危機管理費の1億円につきましては持ち合わせがありませんので、県のほうの予算かと思いますけども、後ほど回答させていただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 警察の建物というのは非常に大事なものだと思います。先ほど伺ったら、本当に耐震化がおくれていると言わざるを得ません。大規模な地震があったときには、警察が大丈夫なのかなというような、県民に不安を与えてはいけないと思いますので、この残りの5警察については整備計画があるということですが、具体的には何年にやるのかというところはわかっていらっしゃるんでしょうか。  あと信号機の関係ですけれども、毎年このような、非常に要望から離れた本当にごくわずかな基数しか整備されないことは、意見ですけれども、本当に問題だというふうに思っております。以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 委員御指摘のとおり、警察施設の整備を早急に進めるという重要性は強く認識しているところでありますので、引き続き関係部局の御理解を得ながら、少しでも早く進められるよう努力してまいりたいと考えているところでございます。     以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 委員長、せっかく今、小宮委員がいい話を出したんだから、警察にばっかり早く耐震、耐震言ってもあれだから、やっぱり県の執行部のほうで予算組まないとできないから、それを我々が協力して耐震の金を県警につけなきゃいけない。それをみんなで協力してやりましょうよ。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 地域の消防署とか、そして警察署が、大地震があったときに、そこを助けに行かなきゃいけないというような状況だけは本当にあってはならないと思いますので、働きかけていきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 藤井委員。 ◯藤井弘之委員 質問じゃなくて本当恐縮なんですけど、耐震はいいんですけど、例えば私の住んでいる東葛、あるいは千葉周辺ですと運転免許センターがあるので、免許の更新って1日でできるんですよ。行けば、その日のうちに即日交付できるんですよ。ところが、地方のほう──地方と言っては申しわけないんですけど、違う地域ですと、1回行く。そこで申し込みをして、いつ研修を受けるか、その研修の日が決まって一旦帰る、また研修へ行ってという手間があるわけですね。現実問題として、これは解決することはできないのはよくわかってるんですけども、そうであれば、今度銚子警察署が入ってきますね。耐震のときに仮に建てかえするという計画であるのならば、即日交付できるようなスペースのとり方というか、機械の入れ方というか、そういう設計を考えていただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 まず、交通安全対策について伺いたいと思います。昨年度の交通事故死傷者数の状況、決して安心できるものではなかったというふうに認識をしているんですが、今度、新年度の予算、確かにこれは骨格ということなんですけれども、交通安全対策という点で、そして交通事故を減らすためにというところで、どこに特色を持たせておられるのか。また、今後、肉づけという、6月に向けてということもあろうかと思うんですけれども、持たせるおつもりなのか。この金額だけ見てみますと、43億円が28億円に、見かけ上、減ってますから、どういうふうになっていくんだろうかということでまずお伺いをしたいと思います。  そして、次に368ページのこの信号機の予算、今も御指摘がありましたけれども、今年度は、今、答弁あったように新設で60基ということなんですけれども、新年度予算では、今回、ここに計上されてるのは4基と聞いてるんですけれども、新年度は、大変新設少ない60基をどの程度までふやすおつもりなのかお伺いをしたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 平成29年度当初予算におけます交通安全施設整備事業費につきましては、委員もおっしゃったとおり、骨格予算のため、新規事業に係る経費が6月補正対応となりました。このため、平成28年度当初予算額は交通安全施設整備費としては26億9,586万1,000円であったものが、今回の骨格予算では12億4,757万5,000円ということで、約14億5,000万円少ない額となっております。これは骨格予算の影響によるものでございます。  次に、平成29年度の6月補正で新設信号何基をするつもりかという御質問でありますが、6月補正予算では、信号機の新設のほか、老朽化した信号制御機や柱の更新等に対応する必要がございます。これらの事業を適切に行いまして、県民等からの要望にもできるだけ応えられるよう、予算を要求してまいります。なお、現時点ではどれだけの補正予算が認められるかわかりませんので、新設数は未定でございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 信号機の新設の箇所数のことを一貫して問題にというか、もっと引き上げるべきだという角度から質疑をずっとしてるんですけれども、100カ所あったものが80カ所、そして60カ所、60カ所と来てるわけですね。新年度また、今も非常に曖昧な答弁ですから、仮に60カ所とすれば、もう下降どまりなわけなんですね。一方、要望は、先ほどの答弁の987件、約1,000件ぐらいあるわけですね。答弁変わらない、わからないということなので、60カ所をうんと引き上げるというふうに答弁ならないんですけれども、さらにお聞きしたいのは、平成28年3月31日段階、つまり去年の3月末段階で要望は987件あるけれども、警察庁の指針を満たすのは160件だと前から答弁をされていますが、そのうち指針を満たすものの中で通学路は何件か。67件という答弁が前に出ていたように思うんですけども。そのうち、今年度は設置が24件で未設置が43カ所だ、こういうことで現状はよろしいでしょうか。その確認が1点。新年度は、この通学路についてはどのようなお考えでいらっしゃるのかお聞きをしたいと思う。  2点お願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 平成27年度末現在の要望のうち、警察庁の指針を満たすものは委員おっしゃるとおり160件でありまして、このうち通学路に係るものは67件、さらに今年度の設置数が60基でございますので、年度末の時点で要望は100件となり、そのうち通学路のものは43件ということで、数字については委員のおっしゃったとおりでございます。  なお、通学路の安全確保につきましては、非常に重要な課題と認識しておりますので、県警といたしましても、通学路の信号機の設置については、緊急性、必要性を早急に判断の上、重点的に整備を行っているところでございまして、その方針に基づいて予算の要求をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 今、数字の確認は間違いないということだったんですが、整理して通学路だけに絞って言いますと、警察庁の指針を満たしている通学路67件、全体である。そのうち、やったのが24カ所で、やってないのが43カ所ということが明らかになりました。やってないほうが多いわけですよね。設置の倍近くやってない。通学路を優先したとはとても言えない。指針を満たしてるものですから、余りにやはり通学路、脇に置き過ぎじゃないでしょうか。新年度は、今年度未設置となってる、つまり指針を満たしている43カ所、これは少なくとも一気に新年度で要求するんだ、こういうお気持ちでしょうか。そこは確認、再度させてください。  次に、治安基盤の充実について、交番の問題なんですけれども、今年度の交番、駐在所に配置されている警察官の数は1,704人というふうに確認されていますけれども、新年度は何人になりますでしょうか、お答えください。お願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 通学路の残りの43件の要望について早目に設置すべきではないかとの御質問でございますが、通学路以外の要望にありましても、交通事故防止の観点から信号機設置の必要性、緊急性が高い場所がございます。したがいまして、こうした要望も含めて設置箇所を総合的に判断しているものでございます。新年度につきましても、この方針に基づいて要求を行ってまいります。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 地域課長の布野です。  新年度の交番勤務員の人数でありますが、1,704人であります。平成27年と同数、変わりありません。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 信号機については当然なんですね。全体の緊急度が高いところもふやすし、通学路についても、こんなに残しているということは問題であり、明確にそこも引き上げるということ、求めたわけですけれども、明確なはっきりした答弁はありませんでした、残念です。ぜひ少なくとも100基以上には戻していただきたいということを重ねて要求しておきます。  交番に配置された警察官1,704人ということで変わりがないようです。これも、もう繰り返しませんけれども、10年前と比べてみますと、平成19年は1,889人の警察官が交番、駐在所に配置をされていたという数字がありますので、1,889人から今御答弁ありました1,704人を引きますとマイナス185人ということで、最も身近な、犯罪や、あるいは災害やといったときに大変頼りにされてる交番の警察官の配置が減ってるということ、新年度も変わらないということは大変残念であります。やはり県民の要望に従って、交番にこそ警察官の増員を強く求めるものです。  次に、交番そのものの箇所数についてですけれども、新年度、交番は、若干予算、新設工事というのもありますけれども、交番の箇所はふえるのでしょうか。箇所数について、新年度の見込み、お答えをいただきたいと思います。  それと、交番の設置要望が、平成17年度以降ぐらいでいいんですけれども、全県で何カ所ぐらい、交番を設置してほしいという県内からの要望が寄せられてるでしょうか。それに対しては新年度や、計画的にここ近年で言えば取り組む、そういう予定でいらっしゃるんでしょうか、お答えをいただきたい。お願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。
    ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 地域課長の布野です。  新年度の交番、駐在所の設置数でありますが、4月1日時点の施設数は、幹部交番8カ所、交番234カ所、駐在所245カ所であり、前年度と同様となります。  続きまして、平成18年以降の交番、駐在所の設置要望でありますが、現在68カ所として把握しております。  以上であります。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 それに対する取り組みなども。 ◯委員長(関 政幸君) 要望に対する対応はどうだったかということです。  布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 地域課長です。  交番の新設につきましては、事件、事故の発生状況、管内の人口、世帯数、地域の開発状況などの地域情勢を総合的に勘案して、その都度、必要性を精査しており、必要と認めた際は関係部局との協議を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 交番の数もふえないということでありますけれども、あわせて私、先日、交番の老朽化が深刻だということで、ある交番を視察させていただきました。これ、363ページ、新年度予算の中では、交番・駐在所整備費というのが1,400万円ほど減額になっているんですけれども、そもそもこの交番の老朽化については県警としてどのような方針、基準を持って今やっておられるんでしょうか。実際、大規模改修が必要なのに、されていない交番、駐在所というのは県下でどれぐらいあるんでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 交番の老朽化しているものは、現在、築後30年経過している施設が94カ所あります。これに対する整備でございますが、築年数に基づき耐用年数、施設の老朽化状況、特殊事情等を総合的に考慮し、優先順位を定め計画的に実施しております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 94カ所ということだったんですけど、例えば今年度はそのうち──そのうちでもないのかな。今94カ所あるということですが、例えば今年度は何カ所やられ、新年度は何カ所改善をされる予定なんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 平成28年度におきましては多古幹部交番、これの建てかえを実施しております。平成29年度につきましては、新設は1交番、建てかえについては1交番、2駐在所の整備を予定しております。そのほか、3交番、4駐在所の建てかえのための設計委託を要求しております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 94カ所、全体あるわけですから、1カ所とか2カ所、3カ所というようなテンポですと、また年がたつにつれて築30年というのはふえていきますので、これじゃ、らち明かないと。やはり1年間に十数カ所ぐらいのリフォームなり改修なりをしていかないと。実際、交番、私も見に行きましたけれども、2階建ての交番、真ん中部分で、ちょうどもうひびが1周、ベルトのように、くっきりともう完全にひびが割れているわけなんですよね。だから、これは今のようなテンポではなくて、5倍、6倍ぐらいのテンポで、一気に10年以内には、やはり今94カ所終わらせていくというぐらいの意気込みで──最も身近な交番です。やるべきではないでしょうか。いかがでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 委員御指摘のとおり、交番、駐在所の整備につきましては、毎年現地調査等を行い、必要性の高い施設から順次予算要求等をしてるところであります。今後とも引き続き関係当局と協議を進めて交番、駐在所等の整備に努めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 先ほど警察署の問題もありましたけれども、交番、非常に数も多いわけですから、多分、県下487カ所ぐらいあるうち94カ所が老朽化してる、5つに1カ所が老朽化しているということなので、今の答弁だと、なかなか従来どおり変わりませんので、ぜひ抜本的な予算増額をしていただいて、早急に最も身近な交番の改築、改善を強く要求いたします。  最後、空港警備隊なんですけれども、本来、ここは空港警備隊、成田空港の警備隊1,500人、数は変わらないと思うんですが、本来、国が負担すべきところを県が負担をしているものがあったと思うんですが、今年度の見込み額、それから新年度の見込み額。本来、国が出すべきお金を県が負担をしている、その金額について今段階でわかる範囲で結構ですので、お答えいただきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 会計課長の小泉です。  平成28年度のいわゆる超過負担額につきましては、今、決算額はもとより、国からの補助金交付も確定しておりませんので、現時点で超過負担額の見込み額をお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。  なお、ちなみに平成27年度におけます、いわゆる超過負担額は13億7,653万4,000円でございました。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 13億円、本当にこれがあれば、交番や信号や、そうしたことなどもできるわけですので、国にも本当に改善を強く求めていきたいし、ここ頼みになるのではなくて、必要な予算をしっかり増額していただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに質疑ありませんか。  小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 冒頭の議案説明の際に、私、警察署等耐震改修整備事業の費用につきまして、本来であれば1億3,900万円と申し上げるところ1,390万円と申し上げてしまいましたので、訂正させていただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございませんか。  小林警備課長。 ◯説明者(小林警備部参事官兼警備課長) 警備課長の小林でございます。  先ほど小宮委員からありました1億円の対策費のうち、県警に係る費用につきましては、先ほど説明をいたしましたとおり、サイバーテロ等に関する経費ということで約111万円ということでございます。そのほかについては承知してございません。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で質疑を終結します。  議案第1号は環境生活部も関係するため、同議案の環境生活部の質疑終結後に討論、採決を行いますので、御了承願います。        ─────────────────────────────        議案第24号関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、議案第24号平成28年度千葉県一般会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 議案第24号につきまして御説明させていただきます。  お手元の資料2をお開きください。  まず、2月補正予算の総額でありますが、1の予算額欄に記載のとおり16億9,892万4,000円の減額であり、その内訳は、人件費が11億114万円、人件費以外のその他が5億9,778万4,000円の減額となっております。  2の主な内容でありますけども、人件費につきましては、退職見込み者数の減に伴う退職手当の減などによりまして11億114万円を減額するものであります。また、その他につきましては、被留置者関連経費などの不足分や自動車保有手続に係るワンストップサービス関連経費として3億3,406万9,000円を増額するとともに、各種契約額の確定などによる減額を相殺し、合計5億9,778万4,000円を減額するものであります。  また、3の繰越明許費についてでありますが、千葉西警察署のエレベーター改修工事につきまして、入札不調に伴う工期の遅延により年度内に工事が完了しない見込みとなりましたので、626万4,000円を翌年度へ繰り越すものであります。  以上が議案第24号平成28年度千葉県一般会計補正予算(第3号)の概要であります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。  茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 会計課長から説明の中で、その他の増額部分として自動車の保有手続に関するワンストップサービスというのがありましたが、このワンストップサービスというのはどのようなサービスなのかお伺いします。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 交通規制課長の杵渕です。
     ワンストップサービスとは、自動車を購入する際の車庫証明及び車検の申請並びに重量税及び取引税の納付などの各種行政手続を、インターネットを利用しまして、国土交通省の管理、運営するシステムを使って一括して行うことができるサービスでございます。県警では、このうちの車庫証明申請手続及び手数料納付の確認、車庫の確認結果をオンラインで処理いたしまして、申請者の負担を軽減するものでございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 このサービスで期待される効果はどのようなものか、お伺いさせていただきます。 ◯委員長(関 政幸君) 杵渕交通規制課長。 ◯説明者(杵渕交通規制課長) 失礼いたしました。ただいまの説明の中で、重量税と取引税と言いましたが、取得税の誤りでございましたので、訂正させていただきます。  ただいまの御質問のワンストップサービスで期待される効果でございますが、ワンストップサービスの導入による効果といたしましては、申請納付手続を警察署、運輸支局、県税事務所等へ訪れて行う必要がなくなるほか、いつでもどこからでも24時間365日手続が可能となるものでありまして、申請者である県民の負担が大幅に軽減されることが期待されるものです。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 茂呂委員。 ◯茂呂 剛副委員長 要望です。このワンストップサービスの周知がちょっとまだ行き届いてないように思います。周知のほうをよろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに質疑はございませんか。  鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 3番の千葉西警察署のエレベーターの繰越明許費なんですが、不調のためということで説明を受けましたけれども、入札の不調になった応札状況をちょっとお聞きしたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) 会計課長の小泉です。  これまで5回入札を行いましたが、応札者がありませんでした。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 藤井委員とも、この千葉西警察署の不調の関係、何回かあったよねって話を受けてたんですけども、応札者がないということで、今、お話、会計課長から5回も不調になったということで、現状のままで、また6回目、入札を公募してもなかなか厳しい状況じゃないのかなというふうに私は感じるわけでありますけれども、不調にならないための努力というのはどのように検討されているのか伺いたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 小泉会計課長。 ◯説明者(小泉総務部参事官兼会計課長) こちらとしましては、業者側が一番手がすくといいますか、年度初め、そちらの時期に再度入札を行いまして努力してまいりたいと考えているところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 会計課長の話を聞くと、それじゃ金額的な問題よりも、いわゆる時期的な問題ということに捉えてよろしいですか。5回不調というのは異常だと思うのね。やっぱりこれは必要性があって、エレベーターの改修工事ですから、極力速やかに6回目、不調にならない努力をしていかなければならないので、お答えは要りません。ひとつ努力してください。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  議案第24号は環境生活部も関係するため、同議案の環境生活部の質疑終結後に討論、採決を行いますので、御了承願います。        ─────────────────────────────        議案第62号関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、議案第62号千葉県警察基本条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  山口警務部長。 ◯説明者(山口警務部長) 警務部長の山口でございます。着座で説明させていただきます。  議案第62号は、千葉県警察基本条例に定める警察官の定員に関する規定について改正しようとするものであります。お手元の資料の3をお開きください。  本県における警察官の定員につきましては、警察法の規定により、政令、警察法施行令で定める基準に従い、条例で定めているところであります。平成29年度は、昨年度に引き続き人身安全関連事案対策の強化、特殊詐欺対策の強化及び我が国を取り巻く国際情勢の変化に対応するための事態対処能力の強化の3項目について、全国で886人の警察官増員が容認され、そのうち53人が本県に配分されたところであります。この増員に伴いまして警察法施行令が改正されることから、条例に規定する警察官の定員について改正を行うものであります。  改正後の定員は、お手元の資料に記載のとおり、警視は1人ふえて272人、警部は3人ふえて633人、警部補及び巡査部長は32人ふえて6,462人、巡査は17人ふえて4,233人となり、警察官の定員の合計は53人ふえて1万1,600人となります。この結果、本県警察職員の定員の合計は、警察官以外の職員1,226人と合わせて、現在の1万2,773人から1万2,826人となります。  施行期日につきましては、平成29年4月1日を予定しております。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  それでは、議案第62号の討論を行います。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 3カ年で156人の警察官の増員というふうになります。私どもは一概に警察官の増員に反対をするものではありませんけれども、配置と体質の改革を一貫して求めさせていただいております。先ほどの議案1号のところでも、例えば交番への配置、県民の願いは大変強いわけですけれども、大幅に交番への警察官の配置が減らされているというような問題。そして、昨年から沖縄県の高江への警察官の派遣の問題。これも一体何人、何のために、どれくらいの期間、派遣をされているのかについては一切明らかにできないというようなことでございますので、こうした状況のもとでの増員には賛成しかねるということで反対をさせていただきます。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに討論はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第62号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) 挙手多数。よって、議案第62号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        組織犯罪処罰法の改定(共謀罪法案)に反対する意見書(案)関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、意見書案が2件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  初めに、共産党から提出されております組織犯罪処罰法の改定(共謀罪法案)に反対する意見書(案)について御協議願います。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。──それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        いわゆる「共謀罪新法案」の国会提出の撤回を求める意見書(案)関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、市民ネット・社民・無所属及び護憲保守の会から提出されております、いわゆる「共謀罪新法案」の国会提出の撤回を求める意見書(案)について御協議願います。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。──それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        その他
    ◯委員長(関 政幸君) 次に、その他について御質問がありましたら御発言願います。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 昨年は、沖縄の高江では機動隊のいろいろな問題が生じておりましたけれども、他県からの派遣の要請を受けて県外に派遣されている状況はどうでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 小林警備課長。 ◯説明者(小林警備部参事官兼警備課長) 警備課長の小林です。  現在は派遣はしておりません。  以上であります。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 これまで沖縄県警の要請を受けて、尖閣諸島警戒警備の万全を期すためということで受けていたんですが、これは派遣の回数が3回でしたけれども、今回は全く受けてないということでしたので、派遣の人数とか期間とかは全くこの間答えていただけなかったので、派遣の状況については全くわからないんですけれども、特に高江での大阪府警の機動隊の対応、そして先日、辺野古での海上埋め立ての状況を見ますと、非常にやはり機動隊員の方たちが住民たちを力づくで排除してる、このような状況が見られましたけれど、今後は千葉県の派遣される機動隊員については、どのような対応をとっているのでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 小林警備課長。 ◯説明者(小林警備部参事官兼警備課長) 警備課長の小林でございます。  機動隊員につきましては、派遣された派遣先の本部長指揮のもとで、これまでも公正中立かつ適正に活動しているものと考えてます。なお、今後も県警といたしましては、機動隊が派遣される場合は隊員の教養等を徹底いたしまして、これからも現場活動につきましては公正中立かつ適正に活動できるように教養訓練を積み重ねていきたいと考えてます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 意見なんですけれども、本来だったらば、千葉県の管内で仕事するべき機動隊員だと思いますので、派遣の要請がないことを願っております。 ◯委員長(関 政幸君) よろしいですか。ほかにございますでしょうか。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 性犯罪について被害状況などを伺いたいと思います。今、社会的にも、また千葉県内、首都圏でも、この性犯罪をめぐるニュースが続いておりまして大変胸を痛めているところなんですけれども、今、国においても、性犯罪の被害者支援にかかわるワンストップセンターを各県で1カ所というような方向性が出され、男女共同参画の分野における方向性としても、こうしたことがうたわれております。  警察ですのでお聞きしたいのは、千葉県内における性犯罪被害者支援にかかわる公費負担制度の支出状況ということで、平成26年度と平成27年度の件数について、それぞれお答えをいただきたいと思います。  それから、平成28年の千葉県における強姦、強制わいせつ事件の認知件数と全国順位はどのようなものになっているのか、お尋ねをいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 田中警務部参事官。 ◯説明者(田中警務部参事官) 警務部参事官の田中です。  性犯罪に対します公費負担の件数でありますけども、平成26年度が237件、平成27年度が184件となっております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 茶谷刑事総務課長。 ◯説明者(茶谷刑事部参事官兼刑事総務課長) 刑事総務課長の茶谷でございます。  県内におきます性犯罪、つまり強姦と強制わいせつの認知件数でありますけども、平成19年から平成28年までの10年間の推移を見てみますと、強姦で最も多かったのが平成20年の87件であります。逆に最も少なかったのが平成28年の43件となっております。平均いたしますと約72件となっております。また、強制わいせつでありますけども、最も多かったのが平成28年の415件、逆に最も少なかったのが平成23年の272件でありまして、平均いたしますと約323件となっております。  それと全国順位でありますけども、平成28年中につきましては、強姦については全国8位となっております。一方、平成28年中の強制わいせつでありますけども、全国5位の順になっております。  以上であります。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 大変痛ましい事案でございますので、聞くほうもなかなか聞きづらい問題もあったわけですけれども、現に強制わいせつで言えば全国5番目、強姦で言えば認知されている件数で全国8番目ということで、今、社会的にも言われているのは、なかなか警察に──認知されている件数はこういうことなんですけれども、言えないで泣き寝入りをしたり、傷ついたり、非常に人生が屈折したりというようなことが大きな問題になっている。実際、数にあらわれているだけでも、これだけあるということで、さらなるこの問題への県警としての取り組みも求めたいところなんですが、ここから見えてくる千葉県内におけるこうした問題の特徴というんですかね、県警としての考え方なり、対策なり、どういうふうにお考えになっているのかということを聞かせていただきたい。今、社会的にワンストップ支援センターをというふうに国のほうでも言われてる、こうした流れについても、もし見解があればお聞きさせていただきたい。  それとあわせて、例えば、一番身近なところというと交番になるわけなんですが、交番における平成28年の千葉県内の女性警察官の配置は何人になっているのか。交番における女性警察官の配置というのは、例えばこれは全国比較のようなものはあるのか、ないのか、わかりませんけれども、どの程度のものになっているのか。今後、この交番における女性警察官配置を例えばふやそうとなさってるのか。そのあたりの方針があればお聞かせをいただきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 茶谷刑事総務課長。 ◯説明者(茶谷刑事部参事官兼刑事総務課長) 刑事総務課長の茶谷でございます。  強姦、あるいは強制わいせつ事件につきましては、いわゆる重要犯罪として位置づけられているものであります。県警といたしましても、抑止対策を含めまして、今後、徹底検挙を図っていきたいというふうに考えております。  以上であります。 ◯委員長(関 政幸君) 田中警務部参事官。 ◯説明者(田中警務部参事官) 警務部参事官の田中です。  ワンストップ支援センターの関係ですけども、性犯罪に遭った被害者の方が一時的というか、1カ所で医療的処置、それからカウンセリング、警察や弁護士との連絡を受けられるということで、2次的被害の防止に非常に役立ってると考えております。効果が絶大だというふうに考えております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 地域課長の布野です。  交番で勤務してる女性警察官の人数でありますが、平成28年4月1日時点で155交番に配置されております。なお、全国との比較でございますが、それについては把握しておりません。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 ワンストップ支援センターについては、効果は絶大であるというふうに御答弁、認識がありました。本当に重要な認識であると思いますので。私自身も何人か親から、10代の方が被害に遭うという中で受けたりをしている経験上からも、警察の体制の充実と同時に、ワンストップ支援センターの今後の千葉県における体制強化のために県警としても頑張っていただきたい。  今、全国順位については、交番における女性警察官150人と。分母が1,704人でいいのか……、150人ということですので、他県との比較はわかりませんということでしたけれども、この点でも、例えば私の住んでる松戸市内に女性警察官が必ずいる交番があるんですけれども、夜の時間は見回りで空き交番状態になってるとか、大変危ない時間帯にそういうこともありますので、より一層の体制の強化をお願いしたい。  関連して、女性の警察官がいる交番について、千葉県内においては、今現在、女性警官がいる交番、これは100%、男女別トイレや宿直、男女別の部屋の整備、完備をされてるんでしょうか。現状、お願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 地域課長の布野です。  交番における女性警察官の休憩室、トイレの整備でありますが、女性用トイレは111交番、女性休憩室は98交番に設置しております。両方設置してる交番については97交番となります。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 先ほどのリフォームの問題も、なかなか予算化が、非常にこれではということを指摘させていただきました。この男女別の体制についても、きちっとやっていただきたいということを強く要望しておきます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上でその他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(関 政幸君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  以上で警察本部関係の審査を終了します。  暫時休憩します。        午前11時12分休憩        ─────────────────────────────
           午前11時20分再開 ◯委員長(関 政幸君) 休憩前に引き続き審査を再開します。        ─────────────────────────────        審査の開始(環境生活部関係) ◯委員長(関 政幸君) これより環境生活部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長(関 政幸君) 初めに、議案の審査を行います。  環境生活部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  吉添環境生活部長。 ◯説明者(吉添環境生活部長) それでは、私から議案の概要説明並びに諸般の報告を行わせていただきます。  2月定例県議会におきまして、環境生活警察常任委員会に付託され、御審議いただく環境生活部関係の議案は、平成29年度の当初予算案、平成28年度の補正予算案、条例改正案、指定管理者の指定の計4議案です。  それでは、付託議案の概要について御説明いたします。  議案第1号平成29年度千葉県一般会計予算ですが、3月に知事選挙を控えていることから骨格予算として編成しており、環境生活部の予算は68億8,004万6,000円を計上いたしました。  主な事業について御説明いたします。  初めに、県民の生活環境を守るための事業について申し上げます。  本県の良好な環境を保全するため、大気、水の常時監視や事業者への指導などを行ってまいります。産業廃棄物の不法投棄の早期発見、ヤードにおける不法な行為の抑止、残土や再生土等の埋め立てによる土壌汚染の未然防止等のため、監視パトロールや立入検査などを引き続き実施します。野生鳥獣による農業被害、生活被害の防止等を図るため、生息状況の調査や市町村が実施するイノシシ、ニホンジカ、ニホンザル等の有害鳥獣捕獲事業への助成を行うとともに、捕獲の担い手の確保、育成のための研修等を実施します。生態系などに影響を与えているカミツキガメなどの特定外来生物について、生息状況調査や計画的な防除を実施してまいります。  次に、県民の暮らしの安全・安心の確保のための事業について申し上げます。  市町村の防犯ボックスの設置、運営に対して助成を行うとともに、県がモデル事業として設置した4カ所の防犯ボックスを引き続き運用してまいります。また、本年4月の千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の施行を踏まえ、各世代を対象とした交通安全教室等を拡充して実施します。  次に、議案第24号平成28年度千葉県一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  これは平成28年度の予算について、国の補正予算等に伴い、市町村が実施する有害鳥獣捕獲事業への助成を増額するとともに、事業費の確定に伴う減額を行うことなどにより、合計で1億9,004万7,000円を減額するものです。  次に、議案第55号千葉県廃棄物の処理の適正化等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは近年の不法投棄監視体制の状況変化等を踏まえ、条例に基づく産業廃棄物収集運搬車両への事業者名等の表示制度を廃止するため、所要の改正を行うものです。  議案第82号は、上永井自然公園施設について、指定管理者を指定するため、議会の議決を得ようとするものです。  次に、当面する諸般の情勢等について御報告いたします。  まず、自転車の安全利用について申し上げます。  千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例や法令で定められている自転車利用のルールを県民にわかりやすく伝えるため、このたび本県独自の安全利用ルール、ちばサイクルールをお手元の資料のとおり制定いたしました。自転車に乗る前のルールとして、保険加入、点検整備、ヘルメットの着用などの5項目、自転車に乗るときのルールとして、歩行者優先、ながら運転の禁止など5項目の計10項目です。今後はあわせて配付させていただいた自転車保険の資料も活用し、年4回の交通安全運動を初め、さまざまな機会を通じて周知を図りながら自転車の安全利用を推進してまいります。  最後に、第12次千葉県鳥獣保護管理事業計画等の策定について申し上げます。  有害鳥獣対策については、鳥獣保護管理事業計画と、その下位の計画であるイノシシ、ニホンジカ、ニホンザルに係る第二種特定鳥獣管理計画に基づき取り組んでいるところです。現行計画が本年度末で終了することから、県では、現在新たな計画の策定作業を進めています。計画案には、捕獲を強化するため、捕獲許可の要件緩和や担い手の確保、育成のための施策などを盛り込んでいます。今後は、現在行っているパブリックコメントや千葉県環境審議会の答申を踏まえ、3月末までに策定してまいります。  以上、付託議案の概要の御説明と、当面する諸般の情勢についての御報告をさせていただきました。  なお、議案の詳細につきましては担当課長から御説明させていただきますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長(関 政幸君) 初めに、議案第1号平成29年度千葉県一般会計予算を議題とします。  当局に説明を求めます。  冨塚環境政策課長。 ◯説明者(冨塚環境政策課長) それでは、議案第1号平成29年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。  予算関係資料、2種類ございます。1つは、お手元の環境生活警察常任委員会説明資料と書かれたものです。こちらの1ページをごらんいただきますと、環境生活部の当初予算案額の一覧がございます。各課の説明につきましては、別の資料の2月定例県議会議案説明資料、環境生活部関係抜粋と書かれたもので御説明いたします。  こちらの143ページをお開きください。環境政策課のページでございます。第2款第2項第1目企画総務費、予算額5億4,590万円。これは環境生活部の生活関係2課及び消費者センターの職員人件費でございます。  次に、144ページをお開きください。第2款第2項第2目計画調査費、予算額14万円でございます。その内容は、三番瀬再生推進事業の三番瀬ミーティングの開催に係る経費でございます。  次に、145ページをごらんください。第5款第1項第1目環境総務費、予算額は20億4,805万3,000円でございます。この内容は、1、運営費として、環境生活部の環境関係6課及び環境研究センターの職員人件費及び課の運営費でございます。  次に、146ページをお開きください。第5款第1項第6目環境研究センター費、予算額は7,471万7,000円で、その内容は環境研究センターの運営費及び研究費でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 北橋大気保全課長。 ◯説明者(北橋大気保全課長) 大気保全課の平成29年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。  議案説明資料147ページをごらんください。第5款第1項第1目環境総務費で、予算額72万3,000円でございます。内容は、県民の化学物資に関する理解を深め、事業者による化学物資管理を促進するための講習会の開催等の経費でございます。  次に、148ページをお開きください。第5款第1項第2目大気保全費で、予算額3億7,343万4,000円でございます。主な事業ですが、項目2、大気指導事業、予算額3,576万9,000円でございます。主な内容としてはばい煙等排出基準確認立入検査事業で、良好な大気環境を保全するため、ばい煙発生施設等における排出基準の遵守状況を確認する立入検査等を行うものでございます。次に項目3、大気監視事業、予算額2億3,861万8,000円でございます。主な内容としては大気情報管理システム維持管理事業で、県設置の大気環境測定局や情報管理システムの運用、保守管理を行うものでございます。次に項目4、騒音・悪臭対策事業、予算額3,801万8,000円でございます。主な内容としては航空機騒音監視システム運用管理事業で、羽田空港、成田空港及び下総飛行場周辺の航空機騒音を監視するため、県が設置した測定局の運用、保守管理を行うものでございます。次に項目5、自動車交通公害対策事業、予算額5,379万8,000円でございます。主な内容としては自動車交通公害監視指導事業で、ディーゼル車運行規制の遵守状況を監視、指導する立入検査や駐車場管理者へのアイドリングストップ周知等の業務を行うものでございます。  次に、149ページをごらんください。項目の6、債務負担行為、予算額3億8,100万円でございます。これは現在運用している大気情報管理システムの賃貸借契約が平成31年3月で終了するため、次期システムの開発及び賃借を行うためのものでございます。  なお、債務負担行為の設定については、常任委員会資料2ページにも資料を添付してございます。  次に、150ページをお開きください。第5款第1項第6目環境研究センター費で、予算額4,366万6,000円でございます。これは環境研究センターにおける大気及び騒音、環境放射能等に係る研究経費でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 水質保全課の平成29年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。  議案説明資料の151ページをごらんください。第5款第1項第3目水質保全費、予算額6億2,716万円でございます。その主な内容でございますが、項目の2、生活排水対策事業、予算額2億6,368万6,000円につきましては、浄化槽の適正な維持管理の確保等を図るとともに、生活排水対策のため、市町村が行う合併処理浄化槽の設置促進事業に対し助成を行うものでございます。次に項目の3、水質監視事業、予算額1億1,280万9,000円でございますが、これは県内の公共用水域である河川、湖沼、海域の水質監視等を行うものでございます。次に項目の4、湖沼水質浄化対策事業、予算額1,966万8,000円でございますが、これは手賀沼の流域市町及び関係団体と共同で手賀沼の水質浄化対策を行っている手賀沼水環境保全協議会への負担金等でございます。次に項目の5、地盤沈下対策事業、予算額1億4,464万6,000円でございますが、これは地盤沈下の状況を把握するための地盤変動精密水準測量等を行うものでございます。次に項目の6、地下水・土壌汚染対策事業、予算額5,364万3,000円でございますが、これは地下水の常時監視を行うための地下水質調査等を行うものでございます。  次に、152ページをお開きください。項目の8、債務負担行為、予算額1億3,000万円でございますが、これは地盤沈下の状況を把握するための地盤変動精密水準測量事業でございます。  なお、債務負担行為の設定につきましては、常任委員会資料2ページにも資料を添付してございます。  次に、153ページをごらんください。第5款第1項第6目環境研究センター費でございます。予算額は2,011万1,000円でございます。これは水質及び地質環境に係る研究経費でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 野溝自然保護課長。 ◯説明者(野溝自然保護課長) 自然保護課の平成29年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。  議案説明資料の154ページをお開きください。第5款第1項第4目自然保護費で、予算額6億9,798万円でございます。主な事業について御説明いたします。初めに項目の2、自然環境保全事業につきましては、予算額1億972万4,000円でございます。このうち外来種特別対策事業6,750万円につきましては、本県の生態系等に影響を及ぼすおそれがあり、特定外来生物に指定されているアカゲザルやカミツキガメなどについて、防除実施計画に基づき防除を行うものであり、生息状況調査や捕獲を拡充し、対策を強化してまいります。次に項目の3、野生鳥獣保護事業につきましては、予算額3億8,478万4,000円でございます。このうち野生鳥獣総合対策事業3億2,870万円につきましては、農作物等に被害を発生させている野生鳥獣対策として、被害対策を行う市町村に対する助成や県による捕獲事業を実施するとともに、野生獣の生息状況調査や捕獲従事者を確保、育成するための研修等を実施するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 櫻井循環型社会推進課長。 ◯説明者(櫻井循環型社会推進課長) 循環型社会推進課の平成29年度一般会計予算について御説明申し上げます。  議案説明資料の155ページをお開き願います。第5款第1項第1目環境総務費で、予算額4億4,348万3,000円でございます。その主な内容でございますが、項目の1、環境保全対策調整事業、予算額590万円で、地球温暖化対策のための普及啓発等を行うものでございます。次に項目の2、環境保全対策推進事業、予算額5,979万3,000円で、地域における環境保全活動を促進する各種行事を開催するほか、海岸漂着物の回収処理などを行うものでございます。次に項目の3、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業、予算額3億7,250万円で、これは住宅用太陽光発電設備やエネファームなどの導入経費に対する補助を実施する市町村に対し助成を行うものでございます。  次に、156ページをお開きください。第5款第1項第5目廃棄物対策費で、予算額1,636万5,000円でございます。主な事業といたしましては、項目の1、循環型社会づくりの推進、予算額206万7,000円で、3Rの推進のための普及啓発などを行うものでございます。次に項目の2、廃棄物処理に係る総合的対策、予算額1,371万2,000円で、市町村の一般廃棄物処理施設の維持管理状況の検査や災害廃棄物処理計画の策定などを行うものでございます。次に項目の3、バイオマス活用推進事業、予算額58万6,000円で、バイオマスの活用に向けた普及啓発などを行うものでございます。  次に、157ページをお開きください。第5款第1項第6目環境研究センター費で、予算額998万8,000円でございます。これは環境研究センターの研究費でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 廃棄物指導課の平成29年度千葉県一般会計予算について御説明をいたします。  議案説明資料の158ページをお開きください。第5款第1項第5目廃棄物対策費で、予算額は4億2,956万5,000円でございます。その主な事業は、項目2の産業廃棄物対策事業、予算額3億85万2,000円でございます。これは産業廃棄物の適正処理の推進及び不適正処理対策に係る経費で、その主なものでございますが、産業廃棄物不法投棄監視等事業につきましては、夜間、休日などの民間警備会社による監視パトロールなどを行うための経費でございます。また、県内PCB使用製品及びPCB廃棄物に係る掘り起こし調査事業につきましては、PCB廃棄物の実態調査を行い、期限までの計画的な処理を進めるための経費でございます。次に、項目3の自動車リサイクル推進事業、予算額650万7,000円でございます。その主なものでございますが、ヤード対策事業につきましては、県内のヤードに立入検査を行う際に必要な通訳などの経費でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) くらし安全推進課の平成29年度一般会計予算について御説明いたします。  議案説明資料159ページをお開きください。第2款第2項第1目企画総務費で、予算額1億6,820万円でございます。主な内容は生活安全推進事業でございまして、このうち、上から2つ目のポチ、犯罪の起こりにくい環境整備事業7,160万7,000円につきましては、電話de詐欺の被害防止等を図るものでございます。また、その下の防犯ボックス設置事業8,144万円につきましては、県が設置した4カ所の防犯ボックスの運用に加え、県内により広く普及していくため、市町村が設置する場合の設置費用や運営費を補助するものでございます。  次に、160ページをごらんください。第2款第2項第4目消費者行政推進費で、予算額3億612万6,000円でございます。主な内容は、項目の5、消費者行政活性化基金(推進交付金)事業、予算額2億2,242万3,000円でございます。これは国の交付金等を活用して県消費者センターの中核的機能の強化、市町村の消費生活相談体制の充実強化及び消費者教育啓発の推進等を図るものでございます。  次に、161ページをお開きください。第2款第2項第5目交通安全推進費で、予算額1億1,121万5,000円でございます。主な内容は、項目の2、交通安全推進事業、予算額5,642万円でございます。このうち交通安全県民運動推進事業4,544万3,000円につきましては、年4回の交通安全運動などを通じた広報啓発のほか、自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の施行に伴い、自転車の安全利用に関する啓発を拡充して実施するものでございます。また、項目の3、交通事故被害者対策費、予算額4,361万4,000円につきましては、交通事故相談所の運営に要する経費でございます。  以上でございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 県民生活・文化課の平成29年度千葉県一般会計予算について御説明いたします。
     議案説明資料の162ページをごらんください。第2款第1項第3目広報費で、予算額1億3,295万4,000円でございます。これは文化行政推進事業で、その主な内訳ですが、学校における芸術鑑賞事業は、児童生徒にすぐれた音楽の鑑賞機会を提供するものであり、また、千葉県少年少女オーケストラ育成事業は、少年少女の音楽活動の促進を図るために支援を行うものでございます。  次に、163ページをごらんください。第2款第2項第1目企画総務費で、予算額8,216万円でございます。主な事業ですが、項目1の県民活動環境整備事業は予算額484万5,000円でございます。主な内訳ですが、協働によるコミュニティづくりの普及・促進は、地域課題の解決のため、さまざまな主体によるコミュニティづくりの普及や促進を図る事業でございます。項目2の県民活動普及啓発事業は予算額938万8,000円でございます。主な内訳ですが、ボランティア活動支援体制整備事業は、市民活動やボランティア活動への参加を促進するために行うものでございます。項目3の県民の日事業は予算額6,000万円でございます。幅広い世代の方が県民の日を通してふるさと千葉の魅力を再発見できるよう、中央行事を幕張メッセで開催するとともに、県内各地で地域行事を実施するものでございます。  次に、164ページをお開きください。第2款第2項第8目青少年健全育成費で、予算額は1億925万7,000円でございます。主な内訳ですが、公益財団法人千葉県青少年協会への助成及び千葉県青少年女性会館の管理運営費のほか、子ども・若者育成支援推進事業は、さまざまな悩みを抱える子供、若者の相談に対応する子ども・若者総合相談センターの運営費等でございます。  次に、165ページをごらんください。第14款第1項第1目文化会館運営費で、予算額5億9,614万7,000円でございます。これは県立文化会館4館の管理運営費等でございます。  次に、166ページをお開きください。第2目文化会館整備費ですが、予算額は4,270万2,000円でございます。これは県立文化会館4館の施設の修繕や設備の更新等を行うものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 まず、159ページの防犯ボックス設置事業8,144万円、約2,000万円増となっております。予算委員会でも、このたび山本議員が質問いたしました。新たに3カ所での設置に補助するとして増額を予算計上しておりますけれども、複数の市町村から具体的な相談も受けていると、このような内容でございました。私が聞いてるところでは、平成28年度以降、市町村の負担が発生したということで、それ以前は100%県の負担という認識でおりますけれども、この市町村の負担率の中身についてお伺いしたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) 防犯ボックスの市町村が負担するその負担の中身についてでございますけれども、防犯ボックスの運営に要する費用といたしまして一番多いのは人件費でございます。人件費に関しましては、県の想定といたしましては、パトロール、あるいは見守り等を行う職員3名を想定しておりますけど、3名のうちの2人分、補助率といたしましては3分の2を県が補助するという形になってございます。  それから、基本的にこれまで県が設置したものにつきましては、整備費につきましては、これまで400万円程度かかっていたというところでございますけれども、この400万円を基準額といたしまして、補助率10分の10を補助するという形になってございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 そうすると、人件費がほぼ市町村負担だという認識でよろしいかと思うんですけれども、市町村においても来年度の予算案が示されてる時期と思いますけれども、防犯ボックスについて、具体的に実際に予算を計上してる市町村はあるのかどうかお尋ねしたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) 防犯ボックスに関する市町村における予算措置についてでございますけれども、現段階で3つの市、具体的に申し上げますと、松戸市、茂原市、君津市、この3市におきまして、来年度予算案に防犯ボックスの設置に関する予算が計上されているものと認識をしております。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 私どもの市川市、防犯ボックス、多分1号だったと記憶しておりますけれども、県のモデル事業では、設置地域で犯罪が大幅に減る効果があると。抑止力については大変効果があるというふうなことだというふうに思います。多くの市町村から興味が持たれてるのではないかというふうに思いますけれども、今、名前が挙がった3市はもちろんのこと、他の市町村の要望にもできるだけ応え、多くの地域で防犯ボックスの設置が進んでいくよう積極的に取り組んでいただけるように要望いたします。  次に、161ページの、先ほどくらし安全推進課の課長から御答弁いただきました交通安全推進事業について4,544万3,000円。この中身については、年4回の交通安全運動の啓発費に使うというふうな説明でございました。先ほど冒頭、部長のほうからも、私ども自民党で出させていただきました千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例をこのようにしっかりと守っていただけ、啓発していただけるようにパンフレットをつくっていただきました。この4回の運動の中で、こういうふうな資料配付ですとか、いろいろ活用されると思います。特にこれは通年、啓発、啓蒙していくことが一番重要だと思うんですが、その4回以外のいわゆる自転車条例を守っていただけるような啓発活動をどのように考えておられるのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) 来年度の啓発に向けた取り組みでございますけれども、来年度は自転車条例第1年目ということもございますので、詳細は固まっておりませんけれども、できるだけ早い時期に自転車条例の施行を含めた啓発のためのイベントを開催したいということで考えております。  それから、自転車に関しては中学生、高校生の交通事故の中で相当大きな割合を占めているということもございますので、中学生、高校生向けの自転車の啓発という意味合いでは、弱虫ペダルという、若者に人気の高いアニメがございますけれども、それとコラボした啓発というのも通年で取り組む予定でございます。そのほか、自転車の実際の事故のスタントマンによる再現ということで、スケアード・ストレイトという事業がございますけれども、これにつきましても、回数を拡充して啓発をしていくということで予定をいたしております。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 鈴木委員。 ◯鈴木 衛委員 初年度ということで、見えないところもあろうかと思いますけれども、今、課長からも心のこもった啓発活動するということで承りました。この条例がしっかりと生きて、県民の中の自転車事故が1件でも少なくなるように、さらに当局におかれましては努力をしていただきたいことをお願いいたします。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに。  山中委員。 ◯山中 操委員 それでは、簡潔に2問質問させていただきます。  まず1問目は、水質保全課の生活排水対策事業が2億6,368万6,000円で、前年度と比べて約4,000万円減。これは、いわゆる浄化槽の7条、11条申請で、全国ワーストワンとかツーで4,000万円の減ということはどういうふうな、具体的に減らすことによって水質がよくなっていくのか、よくならないのか。だから、よくならないから減らしてるのか。そこら辺のところをちょっと。そしてまた、具体的にこの2億6,368万6,000円を、市町村云々かんぬんあるんでしょうけど、どのような形で市町村に啓発をしていくのか。その辺のところをお伺いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 浄化槽の設置につきましては、当然のことながら浄化槽による水質保全というか、水質改善効果はございますので、浄化槽設置ということは進めていかないといけないというふうに考えてるところでございます。さはさりながら、じゃ、予算額はどうしてこうやって減っているのかということでございますけども、予算につきましては、当該生活排水対策浄化槽推進事業でございますけども、国と協調して市町村が実施する浄化槽の設置などに補助するという事業でございまして、平成29年度予算案においては、当然のことながら、市町村の要望を確認しながら予算案を作成したところでございます。そういった中で、市町村のほうの要望については、ここはまだ想定なんですけども、例えば新規設置の数を見てみますと、平成23年度8,470基ぐらいあったものが平成27年度6,700基まで減ってきておりますので、そういったところもあって、市町村の要望も減ってきているのかなというふうには考えているところでございます。しかしながら、そういった市町村からの要望には応える形で今回要求させていただいてはおります。そういうことで、繰り返しになりますけども、浄化槽の設置は今後も必要なことですので、しっかりと補助をやっていきたいというふうには考えてございます。  あと、そういった中で、どうやって補助金活用の周知を図っていくのかというところなんですけども、私どもとしましても、こういった浄化槽の補助をしている市町村と研修会や、当然会議がございますので、そういった場を通じて、市町村に積極的にこの補助金を活用してもらうように今後とも進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 山中委員。 ◯山中 操委員 今の答弁、よくできてると思います。特に今のこの千葉県においては、減ってる8,400基から6,700基、これは当たり前なんですよ。それは何かというと、下水道なんですよ。いわゆる下水道、直接流す下水道。浄化槽から本下水が出てくるんですね。それが完備すれば減る、これは当たり前なんです。浄化槽をつけなくたって、曝気式浄化槽つけなくたって大丈夫なんです。そこら辺を錯覚しないでください。  それとあと、できるだけ市町村長、特に首長に建築確認を──私は再三申し上げてる。建築確認をとるときに確認書か、念書か、そういったもので一筆とってもらって、建築確認がとれたら必ず浄化槽の7条申請やってください。それから、11条申請は建築確認が終わった時点で、今度、検済をとるわけですから、そのときに11条申請もきちっとやってくださいねと、こういうふうな形。この間、参議院のある方が言っておりました。前首長が言ってました。これについては十分、これから皆さんと協議していただきたいと思います。  2点目、先ほど、鈴木衛県議のほうから自転車の。私は、自転車にぶつけられて15針縫ったんですよ。これで私は初めて一般質問したんです。別に私が悪かったんじゃない。後ろからどーんと。スピードなんです。普通、自動車だって60キロ規制、30キロ規制があるんですよ。これ、自転車は、きょうもすごいスピードで高校生、もう時間に間に合わない。自転車は、すごい勢いですよ。60キロから70キロ、下手すると80キロ出しますよ。この中には、罰則規定がありません。スピードについてはこの中に盛り込んでないんですね。ですので、ぜひ、運転中のスピードについては、例えば十分注意してください、減速をしてくださいとか、減速しながらとか、それはいい文句が出てくるんでしょうけど。スピードによって世の中大変なんです。40キロでやってた車だって、これが100キロだったら、一気に行っちゃいますから。スピードが何でここに埋め込まれなかったか、質問させていただきたいと思います。もう全て条例はできてますけど、とりあえず再度質問します。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) ちばサイクルールの中でのスピードという言葉についてでございますけれども、委員御指摘のとおり、スピードという言葉は使っておりません。ただし、スピードに関しては非常に重要な観点だという認識は持っておりまして、この中の乗るときのルールの2)の部分の、この中の説明部分ですけれども、歩道を通行するときには、すぐに停止できる速度で、歩行者の通行を妨げないように、ということで、特に歩行者の危険にならないようにという点は記載をさせていただいてるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 山中委員。 ◯山中 操委員 すぐにとまれるスピードというのはどのくらいなんですか、あなたの考えてる……。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) 混雑状況によっても一概には言えないと思うんですけれども、通常の状態であれば15キロから20キロぐらいではないかなというふうに思います。 ◯委員長(関 政幸君) 山中委員。 ◯山中 操委員 わかりました。スピードという言葉を使わないんでしたら速度とか、いわゆる運転中の速度に十分注意しましょうとか──すぐとまれるとは言いませんよ。そういう文言がプラスアルファできるかどうか。5項目で押し切ったと思いますけど、ぜひ速度とかスピードだとかということは非常に重要だということを当局として、しっかりと認識していただいて、まだ1年目ですからどうこうできませんけども、できるだけ追従できるような形でぜひ。今、本当に中学生、高校生、すごいスピードで走ってますよ。ぜひひとつ皆さんも、そういったところの現場を見てください。  私からは以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 暫時休憩いたします。        午後0時2分休憩        ─────────────────────────────        午後1時再開 ◯委員長(関 政幸君) それでは、休憩前に引き続き審査を再開いたします。  ここで午前中に行いました県警本部の審査において、答弁に誤りがあり、発言訂正の申し入れがありましたので、発言させます。  布野地域課長。 ◯説明者(布野地域部参事官兼地域課長) 地域課長の布野です。  午前中に交番の女性警察官専用の休憩室及びトイレの設備数については、女性用トイレは111交番、女性休憩室は98交番、両方設置してるのは97交番と説明しましたが、実際に女性警察官を配置している55交番の中で、現在、女性用休憩室のない交番は10カ所、女性用トイレ設備のない交番は1カ所でございます。訂正いたします。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) 午前中の質疑での答弁に関しまして、1点訂正と補足をさせていただきたいと思います。  山中委員から質問のありました、自転車の交通安全に関しまして県が制定したちばサイクルールの中でのすぐに停止できる速度についての御質問に対して、私のほうから道路状況等に応じまして15キロから20キロ程度と考えるというふうにお答え申し上げたところでございますけども、道路交通法等においては明確な定めはございませんけれども、歩道等におきましては10キロ程度以下が適正と考えますので、訂正をさせていただきたいと思います。  なお、この時速10キロでございますけども、自転車には一般的には速度メーターがついていないということもございますので、交通安全教室等におきましては、大人が早く歩く程度のスピードというふうに説明をしてるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) それでは、質疑を再開いたします。  三輪委員。
    ◯三輪由美委員 まず、防犯ボックスについてなんですけれども、新年度、私の住んでる松戸市でも、そうした市町村事業として予定がなされてるということがありましたが、ちょっと確認なんですが、これまで県の制度ですと999万円、人件費3人分が全部県費から出ていたと思うんですが、今度、市町村事業になりますと、人件費は上限600万円ということなんですが、これは開始後5年間だけなのか。それとも、5年後も継続をする、そういうことなのかを確認をさせてください。  次に、三番瀬、144ページなんですが、専門家会議はなぜ改めて新年度廃止をするのか。三番瀬の保全が後退するのではないかとの声も寄せられているんですけれども、昨年10月29日の三番瀬ミーティングの中では実際どんな声が上がったのかお答えください。  以上。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) 防犯ボックスの人件費補助の関係でございますけれども、運営開始から5年間でございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小島環境政策課三番瀬担当課長。 ◯説明者(小島三番瀬担当課長) 専門家会議はなぜ廃止するのかという御質問でございます。専門家会議につきましては、事業計画の推進に当たり、学識経験者から助言等を受けることを目的に設置してるものでございます。しかしながら、次期事業計画は策定しない方向であるため、終了することとしております。なお、今後、専門家の助言を必要とする事項がある場合は、各事業を担当する課が所管する他の会議等で対応することとしてございます。  あと、10月29日の三番瀬ミーティングでどのような意見があったかということでございます。この辺の関係につきましては、三番瀬ミーティングで、今後各事業の進捗状況の報告をお願いしたいとか、専門家会議は継続してほしい等の要望があったところでございます。専門家会議につきましては、先ほど説明しましたように、今後、専門家の助言等を必要とする事項がある場合は、各事業を担当する課が所管する他の会議等で対応していく旨はその場で御説明してるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 防犯ボックスについては人件費が5年までということで、かなり市町村の財政負担がその後、運営費も含めて市町村の負担ということになりますので、その辺は大きな課題があると指摘だけしておきます。  三番瀬は、今、御答弁ありましたように、ミーティングの中でも専門家会議をなくさないでほしいという声もあったと。私は、やっぱり再検討すべきだと考えております。少なくともお聞きをしたいのは、三番瀬保全のための事業が後退させられることのないよう、引き続き検証していくことは新年度約束していただけるのかお答えをいただきたいと思います。  次に、これは155ページの住宅用省エネルギー設備等導入促進事業で、これが5億2,000万円から3億7,250万円ということで1億4,750万円の減額になっています。骨格だから肉づけでつくのかと聞きましたら、そうではないようで、このままになるということになりますと、大変大事な省エネルギーの事業が、今まで5億円、次が5億2,000万円、5億2,000万円、今回3億7,000万円ということで減額になってしまうと。聞きましたら、確かに太陽光発電が安価にできるようになったという事情はあるにせよ、まだまだこの省エネルギー設備等導入促進事業の普及が進んでいない。進めなければならないのですから、減額ではなく、制度の内容を充実させて予算は維持すべきではなかったかと思うのですけれども、いかがでしょうか、お聞きをいたします。  それと、この制度、千葉県では実施をしている市町村に対して補助をするということになっているようなんですけれども、メニューがいろいろありますよね。太陽光発電だけじゃなくて、いっぱいあると思うんですけれども、全ての事業を54市町村がやっているんでしょうか。太陽光発電は全部やってると聞いておりますけれども、他のメニューはどの程度の市町村が実施をしているのかということ。新年度はぜひ市町村がやってなくても、県に申し込みさえしていただければ、県として省エネの制度を受けていただくことができるというふうに私はすべきだと思うんですが、そうした新年度の検討はいかがでしょうか。  以上、お願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 小島環境政策課三番瀬担当課長。 ◯説明者(小島三番瀬担当課長) 三番瀬のことでございますが、今年度、第3次事業計画で実施してる29の事業の評価を行いまして、2事業終了、27事業継続という形で整理いたしました。継続する27事業につきましては、今後も各部局が所管する計画等に基づき、それぞれの部局が実施していくこととしてございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 櫻井循環型社会推進課長。 ◯説明者(櫻井循環型社会推進課長) 循環型社会推進課でございます。  この補助金でございますけども、一般の家庭に対しまして経済的なインセンティブを付与することによって、再エネ、省エネ設備の販売を促進し、その売り上げ増加がメーカーの設備投資、あるいは技術革新を通じて性能向上、あるいは価格ダウンにつながって、さらに販売が促進されるというような好循環を起こすということ、そのことで再エネ、省エネ設備の普及を促進すると、こういうことを目的としてございます。  そうしますと、再エネ設備、省エネ設備の普及を進めるためには、設備の経済性を向上させることが最優先の課題でございまして、経済性を向上させるためには対象ユーザー、利用する消費者を拡大することで量産効果を高めることが重要となってまいります。そのため、補助金によって設備の導入を促進することによってメーカーの収益が向上し、技術革新に投資されて利用者にランニングメリットが増大し、価格が下がり、設備導入の県民負担も下がっていくと、こういう経済の好循環を意図したものでございます。したがいまして、一定期間に投資が回収できる水準まで市場価格が低下したものについては、補助金によって設備導入を促す施策を続ける必要性は乏しくなるのではないかと考えてございます。今回、設備の価格動向を見ながら、10年程度の期間で投資が回収できるか否か、より実効性のある助成の仕方はないかどうかという観点から補助金のあり方を見直した結果として必要な予算を計上したものでございます。  それから、市町村ごとに対象設備が変わってまいります。太陽光は全て54市町村ですが、エネファームにつきましては35市町村、蓄電池についても同様、35の市町村、それからHEMSについては29、V2Hについては29、太陽熱については25、地中熱利用システムについては13の市町村でございます。それから、県が直接補助することについては考えてございません。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 要するに54市町村がやってるのは太陽光だけで、その他については29とか、25とか、やっていない。そうすると、そこの地域に住んでらっしゃる県民は、今のように県直接ではだめですよということで使えなくなっちゃうわけですよね。例えば東京都などでは、都に申し込めば都民は利用できるというふうなことがあったり──都のほうの制度はそういうふうになっている。そして今回、太陽光などの発電の価格が下がったんだけれども、高断熱の窓というふうな新たな省エネルギーの住宅のメニューを新制度として都独自でふやす意向であるというふうにも聞いておりますので、より積極的な提案で、千葉県としてもこの予算減らすのではなく、充実をさせていただきたいということを要望しておきます。  ちょっと飛ばしましたけど、148ページの騒音・悪臭対策事業、これも減額になっているんですけど、これは要望にとどめておきますが、事前に聞きますと、羽田空港再拡張後の航空機騒音実態調査事業を、380万円をゼロにしております。これは、県が夏、冬短期で調査をやっていたものが、国がやるようになったのでダブるからやらないというふうなことなんですけれども、やはり別の場所の騒音を監視するために利用するとか、今、この航空機の騒音の問題は不安も大きいことでございますし、そのように残すべきだと要求をしておきます。  そして成田空港の騒音の問題については、今、本会議などでも大変大きな社会問題にもなっており、陳情が寄せられておるところでございますけれども、達成率が6割台ということで非常に悪い。しかし、それを午前は1時まで、明け方は5時から飛ばすということで、4時間しか安眠できないではないかという重大な、やはり県民に影響を及ぼしかねない騒音の問題ですので、これは新たな機能強化については認められないということを表明しておきたいと思います。  159ページに犯罪被害者等支援事業が307万円から257万円と、わずかな減額になっているんですが、これは先ほど午前中、警察のほうで性犯罪、性暴力被害者に対するワンストップの支援のあり方についての質疑を若干させていただきました。非常に効果的だという答弁もあったわけですけれども、ここ、減額になっているというところで、今年度の検討会議で、議事録は事情により非公開にせよ、今後、検討されたことが具体的にどう生かされていくのかがちょっと見えないということで、その点についてはどうなのか、御説明を願いたいということと──実際、金額、新年度予算では減っているわけですね。  新聞報道では、これ、千葉日報だったかと思いますけれども、国の交付金が新年度からセンターの開設費や運営費のほか、警察に相談しなかった被害者の医療費や、あるいは相談員の研修費などが対象となって、自治体が負担した経費の2分の1または3分の1を国が補助するというメニューが報道されています。例えば全国で一番大きいと言われている大阪の性暴力救援センター、SACHIKOの経営者は、運営費のほとんどを寄附金で賄っており、非常に資金不足は深刻だと。自治体が被害者支援の予算を組まなければ交付金も支給されないので、各自治体は早急に予算を計上してほしいと新聞でも強調されているんですけれども、この点で千葉県の新年度予算にこの予算が計上されてないというのはどういうことなのか御説明をいただきたい。  それからあと、162ページの千葉交響楽団に関することなんですが、学校における芸術鑑賞事業、これは千葉交響楽団、山下音楽監督などもかなり力を入れていくんだと意欲的に取り組んでおられる事業だと思うんですが、残念ながらマイナス344万9,000円ということで減額になっているんですね。これについても、なぜ減額なのか。例えば県立高校では何校、新年度実施予定であり、定時制高校などでの実績はそもそもあるのかお伺いをしたいと思います。  以上、お願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 森竹くらし安全推進課長。 ◯説明者(森竹くらし安全推進課長) くらし安全推進課でございます。  議案説明資料159ページの犯罪被害者等支援事業が減額になっているということに関してでございますけれども、ここに記載してございます257万6,000円につきましては、犯罪被害者等支援活動の促進事業というものでございまして、一般的な犯罪被害者に対する支援のキャンペーン等を実施するものでございまして、前年度比較では増額となってございます。今回減額となっておりますのは、平成28年度、本年度実施しておりました性犯罪被害者等のあり方検討会議が来年度については計上されていないことから減額になっているということでございまして、現在、このあり方検討会議の中での議論をもとにワンストップ支援体制を構築するため、関係する団体などと各種の相談、医療等の具体的な支援内容や役割などについて調整を進めるという状況でございます。  それから2点目、なぜそういったワンストップ支援体制に向けた予算が計上されていないかという点でございますが、この点に関しましては、今回、当初予算が骨格予算ということでございますので、新規事業については計上していないということでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 学校における芸術鑑賞事業の関係でございますけども、減額の理由ですけども、平成28年度は実施校数が55校、平成29年度の予定が52校というように、3校減ったことによるものでございます。  それから、県立高校の関係なんですけども、平成28年度は5校、平成29年度は2校で、ここが3校減っております。なお、定時制高校での実績はございません。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 ワンストップ支援センターの問題は、これは骨格であるからということであったんですけれども、しかし、メニューもこのように掲示をされているわけですし、聞くところによると、千葉市からは、県内にあるワンストップ支援センターには100万円の年間の補助金が出てるということですので、やはりここは骨格とか肉づけとかいう、今、お話なさいましたけれども、積極的に全国で一斉に始まることでございますので、姿勢を見せていただきたいということを重ねて要望しておきます。  学校における芸術鑑賞事業で、実際、減額になってるというか、実施校が減ってるというのは、かねがね私は、県立高校の負担金が大変大き過ぎると、学校からするとですね。定時制高校の実績は、新年度もゼロだと。これは定時制高校、今、学校給食の廃止問題で大きな話題にもなっているところなんですけれども、経済的に困難な子供さんたちも多く通っているというようなことを教育委員会自身も答弁をされているところでございます。県立高校の音楽鑑賞会の負担金をぜひ県が──例えば今、幾らでしたか、学校の負担金。それに県費を投入するとか、新年度から。特別支援学校は全部県が出してますよね。定時制高校についても支援をするとか、そのような検討はいかがでしょうか。再度御答弁をいただきたい。  あと、最後ですけれども、165ページの県立青葉の森の公園芸術文化ホール指定管理料。本年度と同様の新年度予算が計上されていますけれども、実はホールをせんだって私も使わせていただいたら、ホールにたった1つしかないデジタル時計が壊れていると。いまだに修理ができないでいると。それは経費不足によるものである。私、県にもお聞きしましたし、いろいろと聞いてみますと、去年の秋ぐらいに直す予定だったけれども、電話の交換機のほうが壊れてるので、そっちのほうを先に直したとか、県もお金を出して直そうかという話にもなったけれども、時計よりも誘導灯の電気が切れたので、そっちが優先になったということで、結局──ホールの時計、すごい大事だと思うんですけどね。全体のホールですから、運営にかかわる、それが切れたままなんだけれども、それ以外にもっと緊急性を要するものが壊れて、そっちのほうにお金が回ってる。つまり、要は足らないんじゃないかと。今年度と同様の新年度予算しか計上されてないので、これはぜひふやすべきではないかというふうに思うわけですが、今の時計の問題も含めてどう考えているのかお答えをいただきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 県立高校の音楽鑑賞教室の負担率でございますけども、県が3分の2、学校が3分の1負担しております。定時制高校が実施した場合でも同様の負担になります。  それから、青葉の森公園芸術文化ホールの時計なんですが、修繕する場合、かなりお金がかかりまして、今と同等のものを設置する場合、約250万円かかるということですので、いろいろ今、検討中なんですけども、委員御指摘のとおり、ホールには時計必要でございますので、新年度には何とか指定管理者と話をして修繕できるように対応していきたいと考えております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 3分の2という負担率をおっしゃった。県立高校が年間、千葉交響楽団さんに来ていただこうと思うと、年間幾らの負担をさせているんでしょうか。それが非常に重いんだと私は思うんですけれども、再度、その金額についてを答弁をいただきたいと。定時制について支援をする、そういう気持ちはないかということも含めてお願いをしたいと思います。  新年度予算で青葉の森公園芸術文化ホールの時計は、今計上されてる新年度予算で修繕をすることができるということなんでしょうか。お願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 高校の音楽鑑賞教室の負担なんですけども、32人編成の場合、総経費87万円、県3分の2ですので58万円、開催校が3分の1ですので29万円。それから、50人編成の場合、総経費が170万1,000円、県負担が113万4,000円、開催校の負担が56万7,000円となります。  それから、青葉の森公園芸術文化ホールの時計の関係なんですけども、まず修繕費につきましては、今年度の当初予算2,500万円なんですが、平成29年度の当初予算には4,270万2,000円計上させていただいております。時計につきましては、この中には含まれてませんけども、突発的な故障に対して対応できるような予算もありますので、県が実施するか指定管理者が実施するかは今後協議しながら、時計の修繕について考えていきたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 県立高校56万円という負担、保護者に背負わせるわけにはなかなか今いかないということですので、ぜひ文化の予算という形で県費投入を強く要望します。  指定管理制度そのものは、やはり経費の節減ということがあったわけですので、実際、リアルな話をいろいろと聞きますと、なかなかこれはやはり厳しいものがあるなと。本来、公がやるべきところをこのような形、指定管理にしたことの結果があらわれているなということを指摘しておきます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 今、三輪委員から指定管理者の話出たんだけど、例えばこの青葉の森公園芸術文化ホールに1億1,780万3,000円ついてるんだけど、時計ぶっ壊れたとか電気の球が切れたというのは指定管理者がやるべきものじゃないの。県が一々出さなきゃいけないのか、そういうのは。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 委員御指摘のとおり、小規模な修繕につきましては指定管理者が実施するものです。今回の時計、250万円ということですので、250万円になりますと、指定管理者が県に協議して実施主体について検討するということになりまして、今検討してるところでございます。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。
    ◯河上 茂委員 検討するのはいいんだけど、指定管理者にこれだけの1億円以上の金を出してるわけでしょう。さっき言った小規模のものを直すのに一々、県が金出さなきゃいけないのかって聞いてる。何のための指定管理者なの。250万円って、この1億1,700万円の中から250万円ぐらい出るだろう。そういう小規模の維持管理を含めて、この1億1,700万円出してるんじゃないのか。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 御指摘のとおり、1億何がしの中には修繕費も含まれておりますけども、修繕費の見込みが、指定管理者の予算的には年間300万円ぐらいですので、それを超えるような修繕につきましては、県と指定管理者の協議というようになってきます。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 300万円より低いじゃないか、250万円だから。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 時計だけでしたらそうなんですけども、先ほど三輪委員から話がありましたとおり、電話とか、他の修繕もございますので、一応、今年度は指定管理者の修繕費約300万円お使いになるようですので──250万円は同等のものを設置した場合ですので、来年度検討していきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 来年度、検討も何もすることないよ。いわゆる経費節減のために県が指定管理者にやってるわけだろう。そこに1億1,700万円出してるんだから、その中の範囲でやらせればいいことじゃないか。何のための指定管理者だって言ってるの。一々250万円だの300万円というのは、そんなこと一々言われてやる必要ないよ、そんなの。指定管理者にやらせればいいんだ。 ◯委員長(関 政幸君) 山中委員。 ◯山中 操委員 今、250万円。それ1回で減価償却して落とすか、例えば5年でやれば50万円なんですよ。要は経費の関係なんですよ。そこら辺のところ、やっぱり売り上げと経費の中で、小規模だから、今、河上委員のおっしゃるのは50万円なんですよ。1回で落としちゃって、それだけ利益上げちゃおうと思うからだめなんです。50万円の減価償却、5年なら50万円で済むでしょう、そうすると。250万また積み立てして50万円ずつ渡す。そこら辺のところ、しっかりと税務会計上教えてあげるんですよ。河上幹事長ともども、きちっと。そうすれば、わかりますよ。そんなのはだめだなんて言うなら、50万円で済むんですから、もう少し勉強してくださいよ。 ◯委員長(関 政幸君) うまくやりくりをということで。     (山中 操委員、「そうです、そうです」と呼ぶ) ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 151ページの生活排水対策事業について伺うものですが、先ほど山中委員のほうから浄化槽の設置についていろいろ質問がありましたけれど、昨年の8月、県浄化槽検査センターがたまりにたまった未検査という報道があって、それから6カ月たったんですけれども、これからの検査体制について、まずお伺いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 検査遅延の関係につきましては、検査センターのほうから報告を上げさせて、私どもとしても引き続き指導しているところでございます。1月末現在では、遅延の件数につきましては1,752件でございましたので、そのうちの1,382基について検査済みか、検査予定になっているというところで、残り211件がまだ調査中というような状況で、あと不在とかというのが残りの部分になっているというような状況でございます。  それから、検査体制につきましては、前回もお話ししたとおり、検査センターに対しては、引き続き指導していきながら、新たな検査機関についても、7条、11条検査ワーストワンということで検査体制を強化しなければいけないということで、新たに検査機関を昨年募集しまして1法人から応募がございました。今月中には審査を終えて、仮に指定検査機関にふさわしいということになりましたら指定検査機関として指定して、4月からきちんと浄化槽の法定検査が進められるように県としても指導してまいりたいと考えてるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 浄化槽法で決められた7条検査の期間が既に過ぎてしまったというお宅が何件もあるかと思うんですが、その方たちについては検査料は戻されるんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 7条検査につきましては、確かに委員御指摘のとおり、期間はございますけども、きちんと説明をして検査を行っていくということでございます。料金についても、検査センターのほうで事情を話して御了解をいただいて進めているところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 新たな検査機関が1法人決められるかなということですけれども、今回の予算の中に県浄化槽検査センターと、その新たに加わる1法人の予算が含まれてるんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 県として、浄化槽検査センターのほうとかには補助金を出してるということはございませんので、そういった観点では予算として計上してるところではございません。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 7条検査のほうは検査のめどが立ったのかなと思いますが、11条検査の関係なんですけれども、11条検査も非常に検査率が悪いという状況の中で、これからどう進めていくのですか。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 委員御指摘のとおり、11条検査についても受検率が悪いということで、ここも解消していかなければいけないということで、この辺につきましては保守点検業者などと協力をしながら、法定検査と保守点検の一括契約というような形で検査を結ばせていただいて進めていくとか、あと、これは国のほうでも認められてるんですけども、水質検査のBODという検査がございますけども、その水質検査のBOD検査を活用した効率化検査というのがございますので、そういったところも活用しながら、11条については受検率を上げていくという方向で進めていきたいというふうに考えてるところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 合併浄化槽の普及は大変大事だと思います。それで保守点検は比較的やっているお宅が多いかなと思いますが、この保守点検の状況についてつかんでますか。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) 保守点検が全部の家庭で行われてるかどうかとか、何%行われてるかということについては、正確にはつかんでおりません。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 ぜひ、保守点検業者が3カ月ぐらいのサイクルで点検に来ますので、その方たちの協力を得ながら、11条検査があるんだということを──本当に住民たちは11条検査の存在を知らないというような状況だと思いますので、ぜひこれからも取り組んでいただきたいと思います。  次に、廃棄物指導課に伺いますが、柏廃材の関係で今年度何か調査が予算化されておりますか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 委員御指摘の柏廃材に関する調査の予算でございますけども、計上してございません。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 平成25年の8月から勧告を出されましたでしょう。その間、既に3年半が経過しているんですけれども、今年度、柏廃材はどのような改善を行うんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 廃棄物指導課でございます。  柏廃材の今年度の改善内容でございますけども、事業者は煙突の改善について、排ガスの確保対策として、煙突の形状を変更して煙の突出速度を上げることを計画しております。この計画に関しましては、平成29年1月30日に産業廃棄物処理施設の変更許可の申請書が提出されたところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 それですと、新年度には煙突の改善が行われるんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 現在、変更許可申請書の審査を行っている段階でございまして、いつまでに煙突が完成するというような見込みについてお話しすることができません。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 既に3年半以上たつ中で、もう1つ、破砕選別棟の問題があるんですけれども、高速シャッターをつけた。その高速シャッターはうまく生かされていないということは明らかになってると思うんですが、破砕選別棟の負圧状態の解消はどうでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。
    ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 廃棄物指導課でございます。  基本的には高速シャッターの運用によりまして、環境への影響というのは抑えられるかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 高速シャッターがしっかりと高速シャッターの役目を果たしていないというような状況は、既に私は何度も言っておりますけれども……     (「何回も聞いてる」と呼ぶ者あり) ◯小宮清子委員 何度も言ってるんです。それで、ぱーっとVOCが出てしまうんですよね。それで搬入してきたトラック自体がおさまり切らないから高速シャッターをあけっぱなしでやってしまうと。この間、本当に何十分もかかって搬入してるわけですから、破砕選別棟の改善も同時に進めるべきじゃないですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) まずは高速シャッターの運用について、委員御指摘の開閉時間が長いというようなこともございますので、高速シャッターの運用面についての指導をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 破砕選別棟の負圧状態をまず改善することが先ではないでしょうか。勧告に沿って言えば、吸引した空気を焼却施設の燃焼用空気として供給し、VOCを分解した後、大気放出することって、これは勧告が求めてる状況なんですけれど、この点についてはどのような指導してるんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 負圧の強化につきましても、私ども指導しているところでございますけども、事業者からは検討の結果、誘引ファンの設置は困難であるけども、ダクト位置の変更を実施するというふうな話も聞いているところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員、1号の予算のところをちょっと外れてきてるので……     (「その他でやったらいい」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) その他でやっていただきたいと思います。どうぞ。 ◯小宮清子委員 ほかにも坂田の件も聞こうかなと思ってるんですが、その他に回します。 ◯委員長(関 政幸君) 1号議案に関しては。 ◯小宮清子委員 子ども・若者育成支援推進事業について伺います。予算額から500万円弱増額になっている理由と、その事業の実績について伺います。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 子ども・若者育成支援推進事業でございますけども、483万5,000円増となっております。その理由ですが、この事業の中で子ども・若者総合相談センター、愛称をライトハウスちばといいますけども、これを運営しておりまして、これまでは電話相談だけ行っておりましたが、平成29年度から面接相談を実施することによる予算の増でございます。  それから、実績でございますが、この子ども・若者総合相談センターの電話相談の実績で、平成27年度836件、今年度は12月までですけども、562件の電話相談を受理しております。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 ひきこもりの方とか、なかなか仕事がない方とか、いろんな方の相談があると思うんですけれども、この事業の委託は毎年行っているんでしょうか。それで委託業者がかわるということもあるんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) この事業につきましては、プロポーザル、企画提案方式によりまして、毎年業者を選定しております。平成24年度から実施しておりまして、これまでは同じ業者、NPOのセカンドスペースという業者が受託しております。来年度につきましては、現在募集中でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 この事業に応募する事業者はセカンドスペース以外にも何件ありましたか。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 来年度は今募集中でございますけども、過去ですけども、これは7月27日から相談を開始しておりますけども、平成24年度が3団体、平成25年度が1団体、平成26年度1団体、平成27年度3団体、平成28年度1団体となっております。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 なかなか足を運べない方たちが多いかなと思うんですけれども、面接事業をやるということですが、この事業については移転しなきゃいけないですよね。旧キャリアアップセンターのほうに移転予定ですか。 ◯委員長(関 政幸君) 横尾県民生活・文化課長。 ◯説明者(横尾県民生活・文化課長) 御指摘のとおり、子ども・若者総合相談センターにつきましても、旧キャリアアップセンターに移転予定でございます。     (小宮清子委員、「以上です」と呼ぶ) ◯委員長(関 政幸君) ほかに1号議案について質疑は。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で質疑を終結します。  議案第1号は警察本部も関係するため、議案第24号の質疑終結後に警察本部長同席の上で討論、採決を行いますので、御了承願います。        ─────────────────────────────        議案第24号関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、議案第24号平成28年度千葉県一般会計補正予算(第3号)を議題とします。  当局に説明を求めます。  冨塚環境政策課長。 ◯説明者(冨塚環境政策課長) 環境政策課です。お手元の環境生活警察常任委員会説明資料の3ページをお開きください。議案第24号平成28年度千葉県一般会計補正予算(第3号)のうち環境生活部の予算につきまして、一括して御説明いたします。  お手元の3ページの資料でございますが、環境生活部の補正額、表の一番下、合計欄の中央でございます。1億9,004万7,000円の減額で、既定予算と合わせた歳出予算総額は69億9,312万5,000円となります。  主な増減事業を表の右側に記してございます、こちらの欄をごらんください。  環境政策課、職員人件費は、給与、職員手当等の所要額の精査により1,783万8,000円の増額を計上しています。  1つ飛ばして水質保全課、生活排水対策浄化槽推進事業1億円の減額並びに2つ下の段の循環型社会推進課、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業、さらに1つ飛ばして、くらし安全推進課、消費者行政活性化基金事業2,953万7,000円。こちらの3つの事業の減額は、いずれも市町村実績見込みの減によるものです。  また、自然保護課、鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業3,321万3,000円の増額は、国の補正予算に対応し、市町村が行う捕獲活動に対する助成額を増額することなどによるものです。  その他、各事業につきまして、事業費の確定による減額を計上しております。  次に、資料4ページをごらんください。繰越明許費について御説明いたします。4ページ記載の行徳湿地保全事業につきましては、入札が不調となったことにより年度内の完了が困難となったため、繰越明許費を設定するものです。金額は220万円でございます。  続いて5ページをごらんください。債務負担行為でございます。上永井自然公園施設について、県と指定管理者との間で平成29年度からの管理運営に関する協定書を締結するため、債務負担行為を設定するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  議案第24号は議案第1号と同様に警察本部も関係するため、警察本部長同席の上で討論、採決を行います。  警察本部長が入室しますので、しばらくお待ちください。     (森田警察本部長入室) ◯委員長(関 政幸君) それでは、議案第1号の討論を行います。討論はありませんか。  三輪委員。
    ◯三輪由美委員 では、環境のほうは、今、住宅用省エネルギーの増額を求め、そして千葉交響楽団の予算、これは楽団員の年収なども極めて少ないということもありますので、大幅増額を求め、その他、環境行政のあり方などにも課題があり、反対といたします。他の部局でも反対がございます。  警察のほうも信号機、特に通学路は指針を満たしている、そのうちの3分の1も実施されておりませんし、それが新年度も改善される約束がありません。大幅増額を求め、交番から減らされた警察官もふやしていただいて、交番の改修についても、きょうの質疑ですと、計画がないということで、七、八年ぐらいで終わる計画の作成を強く求めて反対をいたします。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに討論は。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 他の部署での反対がありますので、1号議案については反対いたしますが、先ほど伺った限りでは、廃棄物指導課は柏廃材の関係の、地域住民があれだけ苦しんでいる状況を新年度は何の調査もしないということで大変残念です。  以上、討論とします。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) 挙手多数。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。  次に、議案第24号の討論を行います。討論はありませんか。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 他で反対がありますので、反対いたします。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに討論は。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 同じなんですが、他で反対いたしますので、反対です。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第24号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) 挙手多数。よって、議案第24号は可決すべきものと決定しました。  警察本部長には御苦労さまでした。     (森田警察本部長退室)        ─────────────────────────────        議案第55号関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、議案第55号千葉県廃棄物の処理の適正化等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 議案第55号千葉県廃棄物の処理の適正化等に関する条例の一部を改正する条例の制定について廃棄物指導課から御説明をいたします。  説明資料6ページをごらんください。  改正の趣旨でございますけども、本県では、産業廃棄物の不法投棄の防止等を目的といたしまして、平成14年3月に廃棄物の処理の適正化等に関する条例を制定し、さまざまな県独自の規制を実施しております。そのうち産業廃棄物の収集運搬車両に対しては、より効率的な指導、取り締まりを行うため、事業者名などを表示した標章、ステッカーですね。この標章の張りつけを義務づけており、本県の許可を受けた収集運搬業者が使用する車両に対し標章を交付し、当該車両の見やすい箇所に張りつけることとしております。その後、平成16年の廃棄物処理法施行令の改正により、平成17年4月の1日から収集運搬車両への許可番号等の表示が義務づけられたことに伴い、条例による標章の張りつけと政令による表示が並立する状況が続いてまいりましたが、近年の不法投棄監視体制の状況変化などを踏まえ、県独自の標章交付による表示制度を廃止しようとするものでございます。  改正理由でございますけども、平成26年12月以降、車両ナンバーから所有者等の情報が入手できる情報提供サービスの利用を開始いたしまして、現在は条例による表示制度によらずとも、車両ナンバーや政令の表示から不法投棄現場に出入りをする運搬業者を特定し、違反事業者や車両の所有者に対し監視、指導を行う体制が整ったことから所要の改正を行うものでございます。  改正の内容でございますが、1点目といたしまして、条例第11条の収集運搬車両の表示に係る規定を削除するとともに、関連する規定について所要の改正を行います。  2点目でございますけども、あわせて表示制度に係る標章交付手数料を廃止いたします。標章交付手数料の額は、使用料及び手数料条例において1件2,200円と規定されており、本改正条例の附則により、使用料及び手数料条例の規定を削除いたします。  施行期日につきましては、公布の日を予定しております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 新しい制度になると手数料とか、ステッカーはつくらなきゃいけないと思うんですが、お金の負担はないですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 新しい制度になりますと──お金の負担というのは、県の負担ということでございますか。     (小宮清子委員、「業者」と呼ぶ) ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 事業者は2,200円という負担はなくなります。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 では、ステッカーをつくるだけの負担で済むということですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) そもそも国の政令の表示義務につきましては、ステッカーではなくて車両に直接書いてもいいというものでございますので、事業者にはステッカーをつくるお金も必要ありません。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 では、これまでの手数料は全く、標章交付の手数料とかはかからなくなって、事業者がステッカーをつくるなり直接書くなりということで済むわけですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 政令の規定では、そのようになっております。     (小宮清子委員、「ありがとうございます」と呼ぶ) ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 今までですと、どうもこの車は不法投棄ではないか、何かちょっとけげんな動きではないかと県民が感じたときに、このように、千葉県がこの車については許可をした産廃の収集運搬業許可車ですよということが一目でわかるものになっていたと思うんですね。「なくそう不法投棄 守ろうふるさと」ということで、このように千葉県のかけ声のもとに、こういう表示がなされたと思うんです。そもそもこれをしたのはどういう目的だったんでしょうか。この効果はどうであったのでしょうか、お伺いをしたいと思います。  今度、この新制度に仮になりますと、これを張らなくていいと、トラックに。どこか他県で許可をされた、そういうものは車の運転席の隣とか脇のところに張られているけれども、千葉県で許可したものとはわからなくなってしまう、そういうことだと私は思っているんですけれども。国のほうの掲示はあるんだけれども、千葉県で許可された車かどうかはわからなくなってしまう。それは逆に不法投棄を摘発する上で、よりなくしていく上ではマイナス効果になるんじゃないかというふうに私は考えるんですけれども、いかがでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) この条例による標章制度を導入した時期、検討した時期ですが、ちょうど千葉県が産業廃棄物の不法投棄、全国でワーストワンになるなど、県内でも不法投棄などが大きな問題となってる時期でございました。当時、不法投棄された廃棄物は、9割以上が県外から持ち込まれたものでございます。大規模かつ継続的に他県から持ち込まれるものが多くありまして、その取り締まりには、その運搬車が千葉県内での許可を有してるかどうかということが一目でわかるステッカーが大規模な不法投棄の対策には有効でございました。  そして、今般、この標章の廃止によりまして、県の不法投棄がまたふえてしまうのではないかという御懸念はあるかと思いますけども、近年の不法投棄は以前と異なりまして、小規模で単発的なゲリラ的なものに変化をいたしました。その監視には、不法投棄の現場を早期に押さえて、出入りする車両のナンバーから即時に所有者を割り出した上で指導につなげる手法がより効果的となっているところでございます。また、この標章制度の廃止によりまして、不法投棄が増加することのないように、今後とも24時間の監視体制、それから市町村との連携による早期発見など、不法投棄の監視、指導を強化してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。
    ◯三輪由美委員 マイナスになるんじゃないかということについてははっきりとお答えにならなかったんですが、一目で千葉県の許可車両だということはわからなくなるわけです、目で見て。  それでさらに聞きたいのは、車両のナンバー、県が一般財団法人自動車検査登録情報協会ですか、県がその番号を協会に問い合わせしたら、即、これは県が許可したかどうかわかるんだと言うんだけれども、仮に私が、一般県民が、これがないけれども、どうもこの車はおかしいんじゃないかと思ったときに、この自動車検査登録情報協会に問い合わせをすることはできるんですか、できないんですか。  それから、近年は不法投棄が小規模化してるっておっしゃるんですけれども、平成26年度と平成27年度の過去2年間における千葉県の不法投棄量の推移、全国順位はどうなってるでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 車両ナンバーの照会につきましては、一般の方はお問い合わせすることはしても自動車検査登録情報協会からはお答えはありません。ここで登録をした団体に対してのみ、協会からお答えいただくわけでございます。したがいまして、県民の方が、不法投棄が疑われるような車両がありました場合には、県のほうにナンバー等、御通報いただきまして、そして県のほうで、その車両が許可を持っているかどうかというのを御回答するような形になると思います。  それから、平成26年、平成27年の不法投棄の量でございますけども、平成26年度は本県は385トン、全国の15位でございます。平成27年度は1,149トン、全国6位になっているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 県民は、これまでですと、一目でわかった、通報もできた。しかし、県民が今回は、今の答弁では問い合わせすることもできない、一々県に言わなきゃならない、県がそのことをまた問い合わせするということで、やはり通報のチェックの体制は弱まると、私はそういうふうに思います。  不法投棄の件数ですけれども、今の御答弁ですと385トンから1,149トンですか。ふえていますよね。これ、2.数倍にふえてるわけですよ。全国第6番目の産廃不法投棄ということでありまして、やはりここで緩めるのではなくて、しっかりと県民の皆さんと一目でわかるような体制を継続すると。パブコメで見ましても、事業者が4件賛成だということだけで、県民からの意見は広く聞かれていないということを言わざるを得ず、反対といたします。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で質疑を終結します。  それでは、議案第55号の討論を行います。討論ありませんか。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 不法投棄の現状を考えますと、やはり車の脇にステッカーを張る。そしてまた、今まで使っていた県の許可書、これをまだまだ必要とするのではないかということで反対いたします。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第55号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) 挙手多数。よって、議案第55号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第82号関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、議案第82号指定管理者の指定についてを議題とします。  当局に説明を求めます。  野溝自然保護課長。 ◯説明者(野溝自然保護課長) 自然保護課でございます。議案第82号指定管理者の指定について御説明いたします。  説明資料の7ページをお開きください。指定管理者の指定については、多くの施設は12月議会で議案として提案し御審議いただきましたが、上永井自然公園施設につきましては、他の施設と同じ時期に公募しましたが、応募者がいなかったため再公募いたしました。今回、1者から応募があり、応募のあった株式会社アマランの提案内容を審査したところ、次の8ページの一番下に記載の説明理由をもって、同団体を候補者として選定いたしましたので、指定管理者として指定するに当たり、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決に付すものでございます。指定管理の期間は5年です。  以上で説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長(関 政幸君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 この株式会社アマランというのはどのような事業を行っていたんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 野溝自然保護課長。 ◯説明者(野溝自然保護課長) アマランは建物の管理等を行う県内の企業でございまして、県や県内市町村が所有する施設等の管理でも実績を上げているところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で質疑を終結します。  それでは、議案第82号の討論を行います。討論ありませんか。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 株式会社、営利を目的とするものということを言わざるを得ず、今回も反対をさせていただきます。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに討論ありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第82号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) 挙手多数。よって、議案第82号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        請願第59号関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、請願の審査を行います。  請願第59号を議題とします。  書記に請願文書表を朗読させます。     (書記朗読) ◯委員長(関 政幸君) 当局に状況の説明を求めます。  長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 現況及び今後の見通しについて申し上げます。  平成28年12月の1日、新井総合施設株式会社から千葉県環境影響評価条例に基づき、第III期増設計画に係る環境影響評価の結果をまとめた環境影響評価書が県に送付されました。県では、当該評価書の内容を確認し、環境影響をできる限り回避、低減する措置が図られていると認められたことから、特に意見はない旨を事業者に通知いたしました。また、同年12月7日には同社から、廃棄物処理法に基づき、環境影響評価の結果を添付した上で当該増設計画に係る産業廃棄物処理施設変更許可申請書が提出されました。現在、この申請書の内容について審査を開始したところであり、法に基づく申請書の告示、縦覧に向けた手続を進めているところでございます。今後、法に基づき、関係自治体や地域住民等から意見を聞いた上で専門家からの意見も踏まえ、許可基準に従い慎重に審査を行ってまいります。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 意見等がございましたら御発言願います。  竹内委員。 ◯竹内圭司委員 発言させてもらいます。まず、この請願、紹介議員になっていらっしゃいます川名議員と石井議員、地元選出の県会議員ということで、この趣旨を重く受けとめながら私ども審議していかなければいけないなと思っております。  その上でまず課長にお伺いしたいのが、君津市議会で全会一致で可決された意見書、同趣旨の内容だと思いますが、まず、どのような内容で、そして県当局としては、君津市議会が出した、全会一致で採択されたこの意見書に対してどのような認識でいるのかお伺いします。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) まず、君津市議会から提出されました意見書の概要でございますけども、第III期のこの増設計画に関しまして、千葉県知事として、事業者に対して、処分場から久留里までの連続ボーリング調査を行い、安全を確認するように求めることを要望するということと、それから、それでも連続ボーリング調査が実施されない場合は、県知事の責任において、連続ボーリング調査を行うよう要望するという内容でございました。また、あわせて君津市及び君津市議会では、当初のI期処分場の設置から今回のIII期の増設計画まで一貫して反対の姿勢をとっていると、そういった内容の意見書でございました。  この意見書に対して県の考え方ということでございますけども、県といたしましては、今後、君津市議会含め関係の自治体及び地域住民等から生活環境保全上の見地からの意見をお聞きした上で、廃棄物処理法の許可基準に従い、地下水など周辺地域の生活環境に適正な配慮がなされているかどうかについて専門家の意見を聞き、判断してまいります。  なお、ボーリング調査についてでございますけども、このボーリング調査につきましては、審査の過程で事業者が説明の根拠資料として必要かどうかについての判断をするものというふうに考えております。  以上でございます。
    ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 市議会から提出された全会一致の意見書、同趣旨で、最終的には、もしできないのであれば、県知事がその責任においてボーリング調査をすべきと、ここまで市が出してるわけです。住民代表である市や市議会が出していることについて、もうちょっと認識を深めていただいた上で次の質問にいたします。  まず、ここの新井総合についてなんですけども、I期目の処分場が実は水が漏えいして、まだ問題解決がしていない事業者でございます。なのにかかわらず、III期目。II期目は問題が起きてないんですけど、I期目で大変な問題が起きて、住民に対しても不安を生じさせている。この根本原因が解決してないにもかかわらずIII期目を出してきたということで、県の指導要綱に基づいて事前協議をしっかりした上で申請書を出してもらう予定だったんですけども、地元住民と地元市とは協議が成立しなかったゆえに変更申請を出されて、つまり変更、県の要綱を遵守しない形で申請書を出されたわけです。ここのIII期目の申請書受け付けに至ったその経緯、そして受け付けてしまったその考え方を再度お伺いします。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) I期の処分場の問題の解決とIII期の申請の受理という御質問でございましたが、第I期処分場の保有水が埋立地から流出したことについては原因の究明が行われ、保有水が場外へ流出しないようにする対策や保有水の水位を下げる対策を行ったことにより、現在、場外への流出はとまっている状況でございます。事業者は保有水の水位を低下させるため、くみ上げなどの対策を継続しており、これに加え、雨水の流入を防止するために埋立地全体を遮水シートで覆う対策を実施いたしました。県といたしましては、追加対策の効果を確認した上で漏えい対策が完了するよう、引き続き必要な指導を行っているところでございます。  こうした状況を踏まえ、第III期増設計画に係る事前協議を開始したところでございますけども、委員御指摘のとおり、事業者から事前協議を断念し、法律に基づく許可申請がなされたところでございます。県では、申請書類に不足がないか等、形式上問題がないことを確認し、受け付けたところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 事前協議を断念したものを法律に基づいて受け付けてしまったと。これは行政手続法上、拒否できないという認識だとは思うんですけども、しかしながら、今般、ちょっと話は東京都のほうに移るんですけども、いろんな、豊洲の問題起きてますよね、あの土壌汚染で。こういう環境問題に関係するものは、10年、20年先まで見通した申請を受け付けていかなければならないと私は思ってるんですよ。10年、20年後に、今回だって百条委員会、東京都議会で石原元都知事が呼び出されるように、申請を受け付けるからには、課長なり部長、ちゃんと責任や覚悟を持って今回の変更申請書を受け付けたんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 私どもは法令の基準に基づき申請書を受け付けております。許可に当たりましては、周辺の生活環境への配慮についても十分行えるよう慎重に審査をしていくつもりでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 これだけ君津市や市議会が反対意見を述べているものについて申請を受け付けた。そして、これから審査をしようとしていることについて、今、何ら問題ないというような答弁なんですけども、ということで、将来的に、これ、どうなるかわからないんですけど、覚悟を持って対処されてるということで認識してよろしいですね。次に進みます。  その上でお伺いしたいのが、住民が求めているボーリング調査です。許可の基準の中に入ってないとおっしゃいますけども、住民が求めているボーリング調査というのは、地層に基づいてこれをすることによって、生活環境に安全が確保されるものと信じてるんです。それを拒否する理由というのは何があるんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 先ほどの答弁の繰り返しになってしまうんですけれども、この許可申請の審査の中では、地下水など、周辺地域の生活環境に適正な配慮がなされているかどうかについて専門家の意見を聞き、判断していくことになります。その審査の過程の中で、事業者が説明の根拠資料として必要かどうかについての判断をするものというふうに考えているところでございます。法令上、あくまでも必要な調査については事業者が行うものでございますので、県としましては、今後の審査の中でどのような審議がなされるか、あるいは、審議の中で事業者にどのような説明を求めていくのかということについて、現段階では申し上げることができませんので、ボーリング調査についても現時点ではお答えすることができない状況でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 ここ、大事なところなんですけど、君津市や君津市議会、住民がボーリング調査をやれば安心できるんですよ。いいですか。ここ、やってください。仮に言えば、これをやって安全が確認できたらできてしまうんですよ。何も全て住民は反対してるわけじゃないんですよ。これをやってくだされば──僕は新井総合が拒否する理由というのが実はわからないんです。それはやっぱり地層と同じだというのがわかってしまうからと推測されちゃうから、私どもは。すればいいじゃないですか。だって、逆にしちゃって安全が確認できたら許可出ちゃうんですから、住民、市議会、市にしたら、とめられないんですよ。そこまで来てる内容ですよ。だから、重く受けとめて、この請願の趣旨に沿って行政指導していくのが県の役割なんじゃないですかというふうに聞いていますが、今の認識をお答えください。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 委員御指摘のとおり、君津市議会初め住民団体の皆様からさまざまな御意見、要望があることは私ども承知しているところでございます。しかしながら、県といたしましては、廃棄物処理法に基づき慎重に審査を行う必要があると考えておりまして、繰り返しになるかもしれませんけども、ボーリング調査につきましては、審査の過程の中で事業者が説明の根拠資料として必要かどうかについての判断をするものというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 今話してる新井総合とかというのはたしか、覚えてる、七、八年前に、I期のときに埋め過ぎて何かあふれ出して、それでII期を今やってる。それもいっぱいになって今度III期目ということになるんだろう。そういうことをやってる会社をさ。この請願というのは別に難しいこと言ってないじゃないかよ。ただ行政指導してくださいという請願じゃないか、これ。何で行政指導できないんだ。やる、やらないは別だろうよ、相手の会社が。しかし、県として行政指導してくださいということを言ってるんだから、何でしないんだということを言ってるんだよ。余計なこと、べらべらべらべらしゃべらないで、そういうことを聞いてるんだから、何で行政指導できないんだか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 許可申請の審査の中で、具体的にどのような調査しろということを命じることはできません。     (「何で。誰がするの」、「命じることはできなくたって行政指導はできるよね」、「命令し     ろなんて言ってない」、「求めることだよ」、「結果は置いておいて、指導として、形だけ     でもまずはできないのかという話」、「行政指導しちゃいけない法律なんて、ないでしょ     う」、「余計なことになれば、あっちこっちあっちこっち文句つけておいて、何でこのぐ     らいのことできないんだよ」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) まず、ボーリング調査につきましては、いずれにせよ、申請については、現在内容について、私ども、まだ審査しておりません。形式的に受け付けただけの状況でございますので、今後の議論の中でボーリング調査についてどのような扱いになるのかというのは、まだこの段階では申し上げることができないという状況でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 河上委員もおっしゃってるとおり、難しいことじゃないんですよ、行政指導というのは。この段階で申し上げることができないんじゃなくて、行政指導すればいいんですよ、ボーリング調査をするというこの内容にね。行政指導してくださいと。この後、全会一致で、行政指導するこの請願に対して当然採択されると思ってるんですけども、私はさらにお伺いしなければならないのは、まず、本申請がどのような審査過程をとるのかというのを聞かなければならないと思ってます。お願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 廃棄物処理法に基づく今後の手続でございますけれども、許可申請書の告示、縦覧を行いまして、君津市、市原市及び地域住民の皆様から生活環境保全上の見地からの意見を聞くこととなります。また、提出された意見につきましては、事業者に見解を求め、専門家からは地下水への影響について、生活環境影響調査書における評価が適切かどうか。あるいは、施設の構造と維持管理に関する計画が適切なものとなっているかどうか。また、市、あるいは住民の皆様から提出された意見に対する事業者の見解はどうかなど、改めて意見を聴取することになります。申請書につきましては、専門家からの意見を踏まえ、法の許可基準に従い慎重に審査を行い、判断をしてまいります。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 今、課長のほうから言われました住民や専門家、君津市や市原市交えてお話を伺っていくということなんですけども、これはしっかりと第三者委員会みたいなものを設置して、君津市なり、市原市なり、市議会なり専門家、場合によっては当常任委員会も入るという中身にしていかなければならないと思ってるんですよ。それについて、はっきりと長谷川課長、単に聞くだけじゃなくて、どこでどの場で聞くんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 専門家の説明が不足しておりました、申しわけございません。ここにある専門家というのは、千葉県廃棄物処理施設設置等審議会という審議会でございます。構成してる委員でございますけども、専門分野ごとの大学教授などの学識経験者7名から成っている審議会でございます。その審議会で専門的な見地から御検討いただくということになっております。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 今、審議会というお話伺いましたけども、そこの中には市は入ってるんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) この審議会につきましては学識経験者のみで構成されております。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 その審議会だけではだめですよね。今、君津市とか市原市が懸念を示してる内容なんですから、審議会の中に入ってないのであれば第三者みたいなものを設置して、このボーリング調査をするべきというところの議論をするべきだと言ってるんです。どう思いますか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) この審議会の審議の場において、どのような議論がなされるかにもよるんですけども、場合によっては関係者を呼ぶということも委員の合意があれば可能かと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 ぜひその審議会の中で君津市や市原市や市議会、そして住民代表、専門家の意見も聞いていただいて、こういった懸念がある第III期の処分の申請についてどういう扱いをしていくのかということを議論していただきたいと思っております。  その上でもう1つ伺いたいのが、この申請書について、さらに住民の方とか、いろんな方々がこうやって懸念を示されてる内容が大変あるんですけども、最終的に県としても、余りにもこれは不備があるということで、この申請を取り下げる用意というのはあるんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) それは事業者が取り下げる用意ということでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。
    ◯竹内圭司委員 事業者じゃなくて、県として申請を受理したんだけども、もう一遍不受理にするということはあるんでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 不受理という形ではございませんけれども、審査の上で許可、不許可をするということになります。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 審査する前に、この申請自体が不備であると。これだけの懸念があるんだから。受け付けてしまったんだけど、間違いであるという不受理があるんですかということです。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 形式的要件が整っていれば受理をしなければいけませんので、それについては、私ども正式に受理はしております。内容につきましては、今後審査をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。その上で最終的に許可になるのか不許可になるのかという結論が下されるわけでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 とりあえずこの問題については、これだけ懸念がされている。そして、何も私どもも単に反対と言ってるわけじゃなくて、事業者がI期目でこんな大きな問題をやってなければ、それはスムーズに進んでたかもしれません。I期目でこれだけの問題が起きて、II期目が満杯、だからIII期目をやります。しかも、このIII期目が日本どころか、アジアで第1番目ぐらいのでかさの処分場になる予定なんですよ、この規模から見れば。これはそう言われておるんですよ。そういう認識でいいんですか、これ、第III期目の規模。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 全国有数ではあるというふうにお聞きしておりますけども、全国一であるかどうかということは我々も把握しておりません。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 そこら辺もよく把握してもらって、万が一できてしまったら、千葉県では1番目になるんでしょう、全国有数という言い方をするのであれば。君津市にそんなものがたくさん集まってしまって、不安を抱えながら住民が住めるわけがなくて、先ほど冒頭申し上げた10年、20年先を見越して住民訴訟に耐えられるような、本当に審査をしてほしいと思ってるんです。この議論を我々当委員会がこうやってぶつけたわけですから、しっかりと審査、場合によっては勇気を持って撤回する、これぐらいの決意を持ってやっていただくようお願いして終わります。 ◯委員長(関 政幸君) 江野澤委員。 ◯江野澤吉克委員 今までいろんな意見が出たんですけれども、やはり地域の人の意識が高まってきて、また、君津市議会のこういう結果が出てる。そういうところに説明の根拠がつくような──業者がですよ、資料を出すためには、審議会やいろいろなところでやはり掘らなくちゃいけないよというような説明資料ができるようになるには掘らなくちゃいけなくなるわけで。その説明資料が、地域の意識が高まって、どうしても説明がちゃんとできないというようなときには、やはり業者も掘るような方向でいくわけでしょう。要するに業者が説明資料に使うために納得できないようなことがあれば、掘ったやつを、結果を出せば一番納得できるわけですよ。そういう事態になれば、やはり掘らざるを得ないということになるわけでしょう。審議会でも結論が出て、掘ってみなさいよということになる。先に審議会が決める……     (「ボーリングということで」と呼ぶ者あり) ◯江野澤吉克委員 ボーリング。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 先に審議会のほうで事業者に意見を求めます。事業者の意見の証拠資料として、どういう調査をするかということになってきます。ですから、どういう調査をするかというのは事業者のほうが決めることになります。 ◯委員長(関 政幸君) 江野澤委員。 ◯江野澤吉克委員 では、その間、時間がかかるということですね、少し。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 事業者がどのような判断をするのか、審議会のほうで意見を求めた、その意見の証拠資料として、どのような資料を用意するのかというのは事業者にかかってきますので、それがはっきりするまでは、まだまだ審査、これから行いますので、時間がかかると思います。 ◯委員長(関 政幸君) 冨塚環境政策課長。 ◯説明者(冨塚環境政策課長) 江野澤委員御指摘の、事業者が十分な説明資料を出すという部分で全く補足になるんですけれども、少し環境影響評価を担当した課として経緯を御説明させていただきたいと思います。  この請願の最初のところで、環境影響評価書には、地層の分析に関して重大な誤りがある、と。これがボーリングを求める1つの根拠になっていると思うんですけれども、住民の団体の方々の主張ですと、この事業者が作成した地層の想定断面図というのに、地層の厚さと角度に誤りがあって、そのために、具体的には地層の厚さが、住民の方々が既存の文献から読み取った地層より厚く書かれていて、角度については住民の方々が読み取った傾斜より大きく設置されていて、結果的に処分場の地層が久留里の井戸の取水層より下を通っているとしているけれども、実はもっと上のほうにその地層はあって、万が一事故があった場合に、その井戸水が汚染されるというような指摘になっております。  環境影響評価の手続の中でも、これと同じ御意見はありまして、その際には、今回の請願にはないんですが、住民の方々も独自の資料を添付の上、意見を出されております。その住民の方々が出した資料も、それから事業者がつくりました図面につきましても、環境影響評価委員会の意見も聞きながら我々も審査をいたしましたが、事業者作成のその地層の想定断面図は、処分場とその周辺の現地の、実際に歩いた地質踏査ですとか、既存の信頼性の高い地質図をもとに作成されたものでございまして、環境影響評価における調査、予測の手法としては妥当なものと判断しております。  それから、その調査結果から導き出した事業者の考える地層の並び方、厚さ、あと地層の特徴などが、国土交通省の資料における久留里地区の井戸の地質柱状図と整合が図られていることから、調査の手法、予測結果、ともに妥当なものと判断しております。ですので、今後、その廃棄物の許可申請の審査の中で、我々環境影響評価の中では妥当とした資料について、もし専門家の意見から疑義があれば、その点はまた補足の調査を求めることになっていくと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 ちょっと今、突然課長のほうから環境影響評価書の妥当性云々を言われたんですけども、その環境影響評価書自体が、県がそうおっしゃる妥当性があるかどうかまで、まだわからないわけですよ。その妥当が本当に妥当なのかどうかわからない。その点も審議会の中できっちりと見てもらうということはできないんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 当然、環境影響評価調査の結果につきましても、審査の経緯も含めて審議会で説明をし、改めて御検討いただくこともあります。 ◯委員長(関 政幸君) 竹内委員。 ◯竹内圭司委員 環境影響評価書、その点も含めてということですけども、最大の一番重要なことは、評価書はもちろんながら、やはり住民、つまり君津市や市議会が求めているボーリング調査をしてくださいというところに尽きるんですよ。ここをどう受けとめるかなんです。それをやるかやらないかなんですよ、簡単に言えば。それを行政指導してくださいということですから簡単なことじゃないですか、行政指導。ということで終わります。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 今、県が妥当なものだというふうに判断をしているというふうにおっしゃいましたけれども、それは去年、この間ずっと行われている環境アセスメントの話だと思うんですが、そういうことが話し合われてることは百も承知の上で、君津市議会では全会一致で、全員で採択をされてるわけです。ボーリング調査をやってくださいと。行政指導してくださいということがね。ですから、世の中は審議会の中だけで進んでるのではなく、そういう君津市議会全会一致の民意、議会の意思をやはりこの現段階できっちりと、この請願を議会としても採択をしてやることが何としても必要だと。今の県の答弁を聞いていても、私どもはそのように思います。自民党の議員や民進党の議員が紹介議員になっておられるので、先ほど来から議論があるので、これは当然採択をされるものだと思っておりまして、私ども本会議で何度も言っておりますのでね。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 採択するか、しないかの問題だけど、だって、誰も現場見たことないんでしょう。     (「行ってますよ」、「行きました」と呼ぶ者あり) ◯河上 茂委員 2人だけか。あと、見てない人がほとんどなんだよ。だから、やっぱり1回、委員会として現場を見に行かなきゃ、この先の議論って進まないよ。だから、1回見に行って、それからいろいろ審議するということで、継続にしておいて。ここで決めちゃったら、現場も見に行かれないじゃないか。そのぐらい真剣にやらなきゃ、ここでぱたぱたっとやっちゃったら、我々だって、場所も知らない、見たこともない、そういうものに賛成も反対もできないよ。だから、それは継続にして、委員会として1回その現場を見に行くということで継続にしたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 私は新井総合の関係について、この常任委員会の中では非常に問題だと思っていたので、最近なんですけど、現地を見てきました。そして開発場所を見てきたんですが、そのほかに久留里の町を見てきたんですけれども、本当に大昔から豊かな水、地下水、これを頼りにして生活している人々がすごく多いんだろうなという思いがしました。それで君津市議会で全会一致で出した意見書、その重みというのは非常に重いと思います。ぜひ今議会が始まる前に皆さん方、現地を見てこられたのかなと思ったんですけれども、見ていらっしゃらないということが大変残念だったんですけれども……     (河上 茂委員、「2人は見に行ったかもしれないけど、ほとんど、こっち見てないから。     だから、それは1回……」と呼ぶ)     (「採択して行く」と呼ぶ者あり)     (河上 茂委員、「継続にして現場を見て、それからの感じにするわけだよ」と呼ぶ) ◯委員長(関 政幸君) ほかにありますか、小宮委員。 ◯小宮清子委員 特に廃棄物指導課には言いたいんですけれども、住民の生活とか健康を守るということに対して非常に消極的なんですよね、廃棄物指導課の対応が。ぜひもっと積極的に、これはボーリング調査を行う行政指導を行ってくださいというだけなので、何も臆することないですよ。廃棄物指導課って、指導課って名前がついてるんですから指導してください。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) 藤井委員。 ◯藤井弘之委員 私も一言言わせてください。河上委員おっしゃるように、私も現地を見てませんので、ぜひ見に行きたいと思いますので継続で構わないんですけど、と同時に、現地行けば当然業者の話は聞けることができますので、住民の方の話もあわせて何か機会設けて聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯委員長(関 政幸君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 ここに請願者の栗原さんという方、ほか何名かいるわけだけど、みんな地区の自治会長とか、そういう人でしょう。そこに来てるの、そうかな。     (「そうです」と呼ぶ者あり) ◯河上 茂委員 そういう人が代表でみんな来てるんだから、一々法にのっとってとか、それは重要なことだよ、法にのっとってやるのは。それは最後の話で、その前の事前協議というのがこれからやろうとしてるわけでしょう。そういう、住民説明、何回やったか知らないけど、この新井総合が。そういうことも我々わからないし、そういうものも含めて、ただ反対してる。どこかの人が君津まで行って反対してるわけじゃないんだから。みんな君津の人が、周りの人が、市議会もみんな反対してるわけだから、やっぱり1回、現地を見て、ここは継続にして、それからやるということで。
    ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 私は、やはり採択して現地を見に行くという……。何もそれ、君津市議会で全会一致になってるものを県議会が先送りにする理由はありません。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で討論を終結します。  請願第59号の取り扱いはいかがいたしますか。     (「採決」、「継続」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) ただいま継続審査との発言がありましたので、請願第59号を継続審査とすることに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) 挙手多数。よって、請願第59号を継続審査とすることに決定しました。        ─────────────────────────────        海洋ごみの処理推進を求める意見書(案)関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、意見書案が1件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  公明党から提出されております海洋ごみの処理推進を求める意見書(案)について御協議願います。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。  藤井委員。 ◯藤井弘之委員 本当に最近は環境省も阪神・淡路大震災以降、いろんなことを地方に言ってくるようになりまして、仕事も多分ふえてるんだと思います。例えば災害廃棄物の計画を立てろとか、それ、構わないんですけど、必要なことなんですけど、と同時に、やっぱり仕事だけ押しつけるのではなく、財源をしっかり示してもらいたいと私も常々思っているわけです。  ここに書いてあります、2番目にある地域グリーンニューディール基金、これは御案内のように基金ですので、10割国が出してくれてたわけです。ところが、それがいつの間にかなくなって海岸漂着物等地域対策推進事業、これは7割しか出てません。ということを率直にオブラートに包まずに言ってしまうと、大人げないので、こういう表現にしたわけで、基本的には、国に仕事をさせるんだったら財源もしっかり示してほしいという意見書であるということを御認識していただきたいと思います。  以上です。 ◯委員長(関 政幸君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手) ◯委員長(関 政幸君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長(関 政幸君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  江野澤委員。 ◯江野澤吉克委員 それでは、最初行きます。第12次千葉県鳥獣保護管理事業計画について、先ほど部長のほうから説明がありましたけれども、捕獲強化を盛り込んだ内容で今策定中だというようなことを伺いましたが、改正の主な内容というものはどういうものか伺いたい。 ◯委員長(関 政幸君) 野溝自然保護課長。 ◯説明者(野溝自然保護課長) 自然保護課でございます。  第12次千葉県鳥獣保護管理事業計画は、平成29年度から始まる5年間の期間を定めた計画でございます。国の指針の改正などに沿いまして、有害鳥獣の捕獲を強化する観点から主に3点を改正する方向で計画案を策定しております。  1点目がニホンジカの捕獲強化についてでございまして、ニホンジカについては、これまで事前に承認を受けた団体のみが捕獲区域や頭数などに一定の制限を付した上で狩猟を行うことができる制度を設けていましたが、これを廃止いたします。これによりまして、個人でも区域や頭数の制限なく、ニホンジカの狩猟を行うことができるようになります。  2点目はニホンザルの捕獲強化でございます。空気銃は通常のライフル銃より威力が弱いことから、弾が命中しても負傷させたまま取り逃がす危険性があることから、これまで大型の獣の捕獲には認めておりませんでしたが、ニホンザルについては、プレチャージ式など威力あるものなどを条件に付して空気銃の使用を認めるものでございます。  3点目は小型銃、アライグマやハクビシンなどでございますが、この捕獲強化についてでございます。小型獣については、イノシシなどと比べて、捕獲に当たって危険が少ない点などを考慮しまして、農業者がみずからの農地内に箱わなを設置する場合、あるいは住宅、店舗、工場等の塀で囲まれた敷地の被害防止のために箱わなを設置する場合などには狩猟免許を所有しなくても、有害鳥獣の捕獲許可が得られれば捕獲できるよう改正するものでございます。  以上のような取り組みによりまして、有害鳥獣の捕獲を強化してまいります。 ◯委員長(関 政幸君) 江野澤委員。 ◯江野澤吉克委員 今、説明受けたんですけど、イノシシについてはどうなってますか。 ◯委員長(関 政幸君) 野溝自然保護課長。 ◯説明者(野溝自然保護課長) イノシシにつきまして、12次の今御説明した計画の下位の計画であるイノシシの第二種特定鳥獣管理計画がございまして、今改定を進めてるところでございますが、そこでは捕獲、防護、生息環境管理の3点からの総合的な対策を推進しております。今回の計画の改定における改正点としては、主に捕獲の強化を目的とした4点でございます。1つは普及啓発及び人材育成です。農業被害防止のために早い段階での対策が必要なことから、イノシシの生態、出没した痕跡の見分け方や対策、方法を農協関係者や農家などに普及するとともに、箱わなによる捕獲技術の向上に努めます。2つとして、体制整備による捕獲促進です。これについては、集落や町会単位での捕獲を推進するとともに、研修などによりまして、地域リーダーの育成に努めます。3つとして、市街地出没への対応体制の構築ということで、市街地に出没した場合の緊急対応マニュアルの策定などを通じて市町村等に普及啓発してまいります。4つ目として、個体数推計及びモニタリングの実施ということで、これは本会議でも答弁させていただきましたけれども、イノシシの生息数については、現状、手法が確立されておりませんで、これを推計することによって、捕獲個体に関するデータなどを収集して捕獲につなげていくということで、以上のような取り組みを通じてイノシシの捕獲を強化してまいります。 ◯委員長(関 政幸君) 江野澤委員。 ◯江野澤吉克委員 有害鳥獣については、特にイノシシについては、県でもやはり最優先課題だと、このように言われてるような状況下にあると思います。きょうも久留里、君津のほうの自治会長さん、来てるんですけど、やっぱり相当な被害を受けてる人は物すごい、やはり、そうい思いでいるわけですよ。せっかくつくったやつがすぐ荒らされてしまって収穫できなくなる。机の上だけで物事言ってるんじゃなくて、やっぱりその人の立場に立って、農家の人の立場に立って、これは最重点課題のようにやっていかなくちゃいけないと思うんです。  それなのに、ことしの予算も300万円しかふえてないような状況下の中に入ってるということで、やはりまだまだ、私が一般質問したときも10年前と同じだと、こんなやじが飛んでました。そうじゃなくて、やっぱり1年1年、いろんな提案してますので、少しでもいろんなことを考えながら、やはり有害鳥獣問題というのは大型、小型ということを問わないで、生息数の増加が相当今してるわけで、そしてまた、生息域もかなり拡大してるということで、重い課題を抱えながら地域は悲鳴を上げてる、このように思ってます。パブリックコメントでいろんな意見をいただくことも参考にしながら、よりよい計画を策定し、前例だとかにとらわれないような、新たなそうした施策というものを、大胆な施策になるようなものを、捕獲の大幅な強化に取り組んでいっていただきたいな、このように思いますので、要望しておきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) ほかに。  小宮委員。 ◯小宮清子委員 先ほどの続きなんですが、柏廃材の破砕選別棟の負圧状態をさらに強めるということですが、どのような状況になってるでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 先ほども答弁させていただきましたけども、誘引ファンの設置は困難でありますけども、ダクト位置の変更を実施するという話を聞いておるところでございます。  また、破砕選別棟の負圧対策の強化につきましては、VOCの漏えいを完全に防止することは難しい状況でございますけども、県としましては、VOCの漏えいの防止やVOC濃度の低減に向け、施設の運用や作業面の対策について業者を指導してまいります。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 運用や作業面の改善ということは、具体的にはどんなような状況でしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 高速シャッターのあけ閉めについて、適正に運用するように指導してまいりたいというふうに考えております。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 勧告に出されていた、直接噴霧が不可能な粘性の高い廃油や塗料等の受け入れは行わないこと、というのはどうなってるでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 事業者は取り扱い廃油量の削減や屋外保管してるドラム缶量の削減などを行ってるところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 それは今後ともチェックしていただきたいと思います。  そして鋸南開発についてなんですが、現在、県が訴えられてる訴訟中の案件の裁判の状況、また、県が進めている許可申請の状況についてお答えください。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。
    ◯説明者(森水質保全課長) 行政訴訟の関係でございますが、行政訴訟については現在も係争中でございます。  また、もう1点の許可の申請に対する状況でございますが、許可申請については現在も審査中ということでございます。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 行政訴訟なんですけれども、いつごろ決着がつくか、見通しはついてるでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 森水質保全課長。 ◯説明者(森水質保全課長) これまでに11回の口頭弁論が行われてるところですけども、現時点での見通しについては承知はしておりませんし、わかりません。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 鋸南開発のほうは全然状況がわからない状態です。  館山の坂田の関係なんですけれども、紛れもなく産業廃棄物が混入していたということですが、今年度の産廃の混入の防止策というのは新たに何かあるでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 今年度の新たな取り組みといたしまして、事業場に専門の作業員を配置して、コンクリート片が混入してないかどうかを確認しているところでございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 専門の作業員というのは、常時そこに駐在しているということですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 常時ですね。その方はコンクリートが混入していないかどうかだけを確認する業務でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 先ほど柏廃材のことなんですけれども、更新許可はどうなっているでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 更新許可の御質問でございますけれども、現在審査中でございます。廃棄物処理法の許可基準にのっとり審査をして対応してまいりたいというふうに考えております。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。 ◯小宮清子委員 またまた坂田に戻りますが……     (「坂田って何だよ」と呼ぶ者あり) ◯小宮清子委員 館山の坂田です。港から現地まで運ぶのに、違法改造車とか過積載の取り締まりは県警とどう連携してるんですか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) そもそも違法改造、過積載についてでございますけども、私どもといたしましても、十分事業者を指導しているところでございます。また、事業者のほうも、私どもの許可に当たって、事業者から過積載や違法改造の禁止を徹底していると。そして、万一違反があれば車両の出入りを禁止するということ。それから、交通法規等についても遵守をするということを文書により報告を受けているところでございます。そういった中、過積載、違法改造というのはないというふうに私ども考えておりますけども、仮にそういった事例があれば県警に情報提供いたしまして、取り締まりを要請するなど、連携して対応してまいりたいというふうに考えております。     (小宮清子委員、「以上です」と呼ぶ) ◯委員長(関 政幸君) ほかに。  三輪委員。 ◯三輪由美委員 成田市地蔵原の新田地先の未終了特定事業、これは残土条例に基づいて県が許可した事業についてであります。間もなく雨季、6月が来ます。台風の季節もやってまいりますけれども、現に、この県が許可した残土条例に基づく許可事業が未終了のまま大変住民に被害を及ぼしているということで、壁が傾いたり、浸水が出ているということで、知事宛てに534筆の署名が提出されております。そこで、私はことし1月13日に現地に参りました。県関係機関や成田市の関係機関、住民と合わせて総勢50名くらいの現地調査です。  簡潔に行きます。これはどこが、何が違反をしているのか。県が許可した業者でありますが、具体的に違反内容についてお答えをいただきたいのと、現に今急がれてるのは、被害が起きている住民からの訴えの内容はどういうもので、県はそれに対して、どう被害防止対策をとろうとなさっているのかお答えをいただきたい。  この間、県が──これは18年前の話です、からさかのぼるわけですけれども、この18年間、県は事業者に対してどのような是正指導して、今後どのような指導していくのかお答えをいただきたいと思います。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) この本事業の違反内容でございますけども、区域外の埋め立て、それから提出された計画以上に土砂が積まれている超過盛り土、それから雨水の排水施設の未整備などでございます。住民からは、たしか陳情書が上がっておりまして──ちょっと住民の陳情内容については、また後ほど。  これまでの県の指導状況でございますけども、許可後、間もなく違反が発見されましたため、平成11年3月に最初の是正指導を行いました。その後も指導を行った後、平成13年2月に文書勧告を行っております。その後、指導の記録がございませんが、平成23年に指導した記録がございまして、現在また改めて──今後の対応の前に住民の陳情の内容でございますけども、内容は大きく3つに分けられまして、1つは未終了事業に関するもの、2つは成田市の残土条例に関するもの、3つ目は森林法の林地開発に関するものとなっておりまして、今回の未終了事業に関するものにつきましては、事業所の周辺住民の溢水被害防止のため水路を開削すること、開通することなどを県と事業者に求めている内容でございます。  今後の対応といたしまして、まず、期間はあいておりますけども、改めて事業者を指導いたします。また、事業者が従わない場合は措置命令を含め、事業者に是正を求めるためにどのような方法をとるのか検討いたします。そして被害の防止につきましては、まず何よりも事業者の責任において行うべきでございますので、事業者に対応を求めます。それと並行いたしまして、県としても、どのような対策がとれるのか、成田市とも協議をしながら検討してまいります。  以上でございます。 ◯委員長(関 政幸君) 三輪委員。 ◯三輪由美委員 極めて不適正ということで、超過盛り土の量は、申請には2万7,000立米。しかし、区域外で約7万立米盛ってしまってるということが1つと、そして平成13年から平成23年までのこの10年間、県の記録がないんですよね。これは本当に極めて県の責任は重大です。雨季がやってまいりますので、今、県が検討されてることについて、住民にも成田市にもきちっと説明をしていただきたいということを要望しておきます。  あわせて野田市の三ツ堀についても雨季がやってまいりますので、被害を受けている住民の方にきっちりと寄り添った対応をお願いしたいということを申し上げ、終わります。 ◯委員長(関 政幸君) ほかにございますでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) 以上で質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長(関 政幸君) 次に、委員の派遣についてお諮りします。  本日の委員会終了後、水上警察隊の業務及び活動状況等の調査のために委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(関 政幸君) それでは、そのように決定します。  詳細は正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長(関 政幸君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。 ◯三輪由美委員 先ほどの新井総合に行くという話は、委員会として、メンバーで全員で行くという……。近々に。 ◯委員長(関 政幸君) ただいま御発言がありました事項につきましては参考にさせていただきたいと思いますが、細部につきましては正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長(関 政幸君) 以上で環境生活警察常任委員会を閉会します。        午後3時3分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....